こんにちは。サービス・マネージャーのKakemizuです。
毎年1月になると、BMW Japanからナビゲーション・システムの
地図データ・アップデートの案内が出されます。
今回はそのご紹介です。
2022年版では、主に上記の内容が更新されました。
(CIC,NBT,NBT-EVO,MGUといったナビの
世代によって
更新内容が異なります)
毎年このように着々と情報が新しくなっているので、
特にしばらくアップデートされていないお車は、更新する意義も大きいと思います。
地図データ更新には2つのコースがございます。
● 2年間アップデート・プログラム:¥32,780(消費税込)
お仕事やロング・ドライブなど、頻繁にお車を運転される方におすすめです。
ご注文いただいてから翌2年間、地図データ更新が無料となります。
● シングル・アップデート・プログラム:¥25,300(消費税込)
お好きなタイミングでその都度地図データを更新されたい方におすすめです。
※ 2015年7月以降にお車をご購入頂きました一部の車両には、ご登録から翌3年間、地図データ更新が無料となるプログラムが付帯されております。
※ いずれの場合も、データ更新には作業工賃¥4,400(消費税込)が別途必要です。
「スマホのナビアプリならデータ更新が不要だし、それで十分じゃないの? 」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが...。
スマホアプリだとGPS情報(や機種によってはジャイロ / 加速度センサー)が主体で測位するため、トンネル内や高架下や建物内は現在位置表示の精度が落ちてしまいます。
それに対して車載ナビゲーションは、さらに車速信号や各種車両情報も組み合わせられるので、格段に高精度です。
また、「Googleマップ」や「Yahoo!カーナビ」等のスマホのナビゲーションアプリの多くが、「道路幅に関する情報」を持っていない(または乗用車用に最適化できていない)ため、
「近道ではあるものの狭すぎるルート」を案内する傾向もあります。
(余談ですが、2019年9月に起きた
京急線踏切での大事故では、大型トラックが車両サイズや道幅を考慮しないスマホのナビ案内に従い、狭い道に迷い込んで立ち往生してしまった可能性も指摘されているようです)
「車載ナビの方が案内がしっかりしてるのは分かるけど、目的地検索がスマホ操作の方がやりやすいからなあ」という方もいらっしゃるかもしれませんが・・・
スマートフォンとBMW車両が繋がるアプリ「
My BMW」では、「地図」画面で目的地を検索してそこへのルートを
車両のナビへ送信することもできます。
さらに
Google MapsおよびAppleの「マップ」との情報共有も可能です!
(詳しくは
Evening Sky Engineさんの記事 でも解説されていますので、ぜひご参照ください)
情報の視認性や走行中の操作性も含め、やはりスマホアプリより車載ナビゲーションの方が安全かつ確実だと思います。
ぜひ、最新の地図データを基に、安心で快適なドライブをお楽しみください。
ご用命をお待ちしております!