NA8ロードスターのチューニング手法として良く見かける4連スロットルの分解洗浄と調整を目的に車輌を預かっています。
分解洗浄組み立てが終わり、エンジン始動してスロットルの同調調整を進めていくにつれて問題が発生しました。
きれいに同調を取るとアイドリングが高くなってしまい(1300RPM以上)お手上げ状態に。
泣きが入りましたが仕方なくもう一度分解しインテークマニホールドを加工することにしました。
原因はインテークマニホールドに開けられた連通孔です。各ポートをつなぐ穴が大きすぎてバイパスするエア量が多すぎになるのです。
なぜ、最初からこんな大きな穴が開いているのか不思議ですが。
そこで左の画像のように穴を小さくする加工を施して対処しました。
組み立て始動後、同調を最初からやり直したら、アイドリング回転数を下げて安定させることが出来ました。
同様の改造車は同調調整されているのか疑問を抱いてしまいます。