予備知識として知っておきたい 一般的な自動車流
その5)市場価格が決まる要素
一般的な売買と個人売買の違い
個人売買では売りたい人と買いたい人が直接取引をするため、買取店、オートオークション、中古車販売店の経費分や利益などが全くかかりません。さらに、大きいのは個人同士の取引では消費税もかかりません。そのため、売りたい人は高く売れるし、買いたい人は安く買えるのです。
もちろん、個人売買にはデメリットもあります。なんといっても絶対数が少なめなので欲しいクルマがあるとは限りません。何より売買されるクルマはは基本的に「現状販売」で、プロによるチェックや点検がなされないまま売られているのが普通です。当然ながら保証もありませんので、安く買える分、デメリットも必ず存在しています。クルマのことをまったく知らない人には個人売買のハードルは高いと言えそうです。
次回につづきます。