管理画面のプロフィール編集(オーナーズクラブでは”クラブプロフィール設定”)から「プロフィール画像の確認・変更」ボタンをクリックし「Image1」に画像をアップロードしてください。
 

   2015年7月18日 00:00  |  モータースポーツ

世界中
うんうんする
0


SuperGT03_Header-thumb-471x185-86217.jpg
SUPER GT唯一の海外ラウンドである第3戦:タイランドが、6月20日(土)21日(日)に開催されました。

BMW Sports Trophy Team Studie にとっては、ここは昨年にわずか0.9秒差で優勝を逃した悔しい場所であると同時に、BMW Z4が2-3-4位を占めた相性の良いサーキットでもあります。




04Z4FRONT-thumb-471x313-86233.jpg
BoP(性能調整)が有利に定められているランキング上位チームや、実力が拮抗しているライバルチームをレースで打ち負かすために、チームは「タイヤ無交換作戦」の可能性を探ります。

SUPER GTはレギュレーションによって「給油とタイヤ交換を同時に行う事が出来ず、かつタイヤ交換は最大2人で行う」ため、無交換ならピットタイムを大幅に短縮できるのが利点です。




05tire-thumb-471x313-86231.jpg
使える時間もタイヤも限られている中、チームはタイヤの耐久性の検証と共にセットアップ及び予選タイムアタックを緻密な計画でこなします。

そして荒選手は予選6番グリッドを見事に獲得し、「タイヤ無交換作戦」の実施を決定します。




20Z4REAR-thumb-471x313-86237.jpg
決勝は、レース全体の展開を見据えタイヤを労わりながら走る必要があり、コーナリングが武器であるZ4にとっては厳しい戦いです。

荒選手は灼熱のタイで冷静なドライビングを続け、タイヤを最大限に温存しながら9番手でヨルグ選手に交代します..!




18z4sls-thumb-471x313-86239.jpg
タイヤ無交換により稼ぎだした20秒のアドバンテージと、荒選手の秘めた熱い思いを受け取ったヨルグ選手は、怒涛の勢いでラップを重ねます。

同様にタイヤ無交換作戦を取り、かつ同じヨコハマタイヤを使うグッドスマイルSLSがタイヤバーストで後退したりする中、順調に順位を上げます。

終盤には決勝レースのベストラップを記録する圧巻の走りを見せ、見事3位でチェッカーフラッグを受けました!

昨年ROUND7以来、今季初の表彰台獲得です!!




24thai3rd-thumb-471x313-86241.jpg
大胆かつ緻密なチーム戦略、荒選手の冷静な走り、ヨルグ選手の熱い走り、Z4 GT3の戦闘力、タイヤの性能と相性、全てが噛み合って得た3位表彰台です!

これにより、Studie BMWはドライバーランキング7位、チームランキング6位に上昇しました。

BoP等のハンデを跳ね返すチームプレイが、今後も期待できそうですね!




・・・そして、話は変わりまして・・・


11174991_854763561226990_4212300032713427429_n-3-thumb-471x314-86247.jpg
BMW Sports Trophy Team Studie の 運営母体であり、BMWチューニングショップの最大手でもあるStudie AG(株式会社スタディ)さんが、ついに名古屋に出店されました。

グループ6店舗目となる Studie +NAGOYABAY- は初のSHOP in SHOP形式(スーパーオートバックスナゴヤベイ内2階フロア)で、過去最大の店舗とのことです。

フロアの中央にそびえる樹が、インパクトもセンスも抜群です。




STUDIENAGOYABAY-thumb-471x353-86249.jpg
店内には、各種チューニングパーツ(車検対応です)に加え、SUPER GTで獲得したトロフィや、レーシングチームのパートナーでもあるC.P.COMPANYのメンズウェアなどが数多く展示・販売されています。

壁にはウイットに富んだドライバーのポスター(鈴木社長が制作されたそうです)も飾られていて、ハイセンスで居心地の良い空間になっています。





 IMG_4157-2-thumb-330x444-86253.jpg

お店の内覧会では、鈴木康昭 CEO兼チーム監督と、
なんと「ルマンウィナー」荒聖治選手!もいらっしゃったので、ご一緒に写真を撮って頂きました。

(有名人のお二人に挟まれて、ぎこちない感じになってしまいました...)

BMWワールドの発展のために、多方面で尽力されるStudieさんに、心から敬意を表します! G.Sekido






世界中
うんうんする
0


SuperGT03_Header-thumb-471x185-86217.jpg
SUPER GT唯一の海外ラウンドである第3戦:タイランドが、6月20日(土)21日(日)に開催されました。

BMW Sports Trophy Team Studie にとっては、ここは昨年にわずか0.9秒差で優勝を逃した悔しい場所であると同時に、BMW Z4が2-3-4位を占めた相性の良いサーキットでもあります。




04Z4FRONT-thumb-471x313-86233.jpg
BoP(性能調整)が有利に定められているランキング上位チームや、実力が拮抗しているライバルチームをレースで打ち負かすために、チームは「タイヤ無交換作戦」の可能性を探ります。

SUPER GTはレギュレーションによって「給油とタイヤ交換を同時に行う事が出来ず、かつタイヤ交換は最大2人で行う」ため、無交換ならピットタイムを大幅に短縮できるのが利点です。




05tire-thumb-471x313-86231.jpg
使える時間もタイヤも限られている中、チームはタイヤの耐久性の検証と共にセットアップ及び予選タイムアタックを緻密な計画でこなします。

そして荒選手は予選6番グリッドを見事に獲得し、「タイヤ無交換作戦」の実施を決定します。




20Z4REAR-thumb-471x313-86237.jpg
決勝は、レース全体の展開を見据えタイヤを労わりながら走る必要があり、コーナリングが武器であるZ4にとっては厳しい戦いです。

荒選手は灼熱のタイで冷静なドライビングを続け、タイヤを最大限に温存しながら9番手でヨルグ選手に交代します..!




18z4sls-thumb-471x313-86239.jpg
タイヤ無交換により稼ぎだした20秒のアドバンテージと、荒選手の秘めた熱い思いを受け取ったヨルグ選手は、怒涛の勢いでラップを重ねます。

同様にタイヤ無交換作戦を取り、かつ同じヨコハマタイヤを使うグッドスマイルSLSがタイヤバーストで後退したりする中、順調に順位を上げます。

終盤には決勝レースのベストラップを記録する圧巻の走りを見せ、見事3位でチェッカーフラッグを受けました!

昨年ROUND7以来、今季初の表彰台獲得です!!




24thai3rd-thumb-471x313-86241.jpg
大胆かつ緻密なチーム戦略、荒選手の冷静な走り、ヨルグ選手の熱い走り、Z4 GT3の戦闘力、タイヤの性能と相性、全てが噛み合って得た3位表彰台です!

これにより、Studie BMWはドライバーランキング7位、チームランキング6位に上昇しました。

BoP等のハンデを跳ね返すチームプレイが、今後も期待できそうですね!




・・・そして、話は変わりまして・・・


11174991_854763561226990_4212300032713427429_n-3-thumb-471x314-86247.jpg
BMW Sports Trophy Team Studie の 運営母体であり、BMWチューニングショップの最大手でもあるStudie AG(株式会社スタディ)さんが、ついに名古屋に出店されました。

グループ6店舗目となる Studie +NAGOYABAY- は初のSHOP in SHOP形式(スーパーオートバックスナゴヤベイ内2階フロア)で、過去最大の店舗とのことです。

フロアの中央にそびえる樹が、インパクトもセンスも抜群です。




STUDIENAGOYABAY-thumb-471x353-86249.jpg
店内には、各種チューニングパーツ(車検対応です)に加え、SUPER GTで獲得したトロフィや、レーシングチームのパートナーでもあるC.P.COMPANYのメンズウェアなどが数多く展示・販売されています。

壁にはウイットに富んだドライバーのポスター(鈴木社長が制作されたそうです)も飾られていて、ハイセンスで居心地の良い空間になっています。





 IMG_4157-2-thumb-330x444-86253.jpg

お店の内覧会では、鈴木康昭 CEO兼チーム監督と、
なんと「ルマンウィナー」荒聖治選手!もいらっしゃったので、ご一緒に写真を撮って頂きました。

(有名人のお二人に挟まれて、ぎこちない感じになってしまいました...)

BMWワールドの発展のために、多方面で尽力されるStudieさんに、心から敬意を表します! G.Sekido






   2015年5月30日 00:00  |  モータースポーツ

世界中
うんうんする
0


sgt15-rd2-063-2-thumb-471x313-80881.jpg

Super GTに参戦しているBMW Sports Trophy Team Studie の今シーズンのここまでの流れをお伝えします。


昨シーズンは、参戦初年度ながらドライバーズランキング3位と健闘しました。

BMWの「準ワークス」格チームとして、今シーズンは初優勝、さらには初タイトルを目指したいところです。


尚、昨シーズンのチャンピオンチームグッドスマイルレーシングは参戦車をZ4 GT3からSLS GT3に変えたこともあり、Studieは有力チームでは唯一、Z4 GT3を使うチームになりました。

そして日本のSUPER GTではFIA-GT3車両(Z4やSLSやR8やGT-Rなど)に加え、JAF-GT規格車両(プリウスやCR-Zのハイブリッドカー、BRZなどのSUPER GT専用車)や、今シーズンからはGT300マザーシャシー(汎用車体)が参戦可能になりました。


これらの個性に富む車両が同じ土俵で激しく戦えるように、FIAを始めとする機関によりBoP(バランス・オブ・パフォーマンス)という性能調整項目(リストリクターの寸法)が定められています。

(今シーズンは、BLANCPAIN GTシリーズのプロモーターであるSROが、全ての車両のBoPを策定します。)




GT8_005-thumb-424x281-62450.jpg

Z4は厳しい条件のBoPを課せられ、エンジン出力を制限されています。

「コーナリング性能に優れる分、直線スピードを制限されている」という感じです。


さらに、レース中の給油時間を左右する給油リストリクターについても、Z4はより厳しい条件に変更されました。

(一方、JAF-GT車両は大きく緩和され、ピット時間の短縮が図られ有利になりました)

Z4は昨年のGT300チャンピオンマシンだけあり、より厳しいハンデを負わされたという状態です。




11041682-2-thumb-471x353-80897.jpg
そうして迎えた4月4日・5日の開幕戦・岡山は、予選は8位となりました。

一般的に予選はエンジンマップに「予選モード」があるターボ車やハイブリッド車が有利とされている中、自然吸気V8エンジンのZ4 GT3としてはまずまずのポジションと言えると思います。




10408548_621423028001764_7143881142389179200_n-thumb-471x313-80899.jpg

雨に濡れた決勝は、Z4の優れた基本性能を生かしての追い上げが期待されます。

ドライバーの荒選手は8番グリッドから好スタートを決めたのですが・・・。




CapD20150530-thumb-471x280-80984.jpeg
単独スピン&コースアウトで、まさかの1周目リタイアに終わりました・・・。

濡れたコーナーの立ち上がりで前車のテールがスライドし、その影響もあってスピンを誘発されたようです。

非常に残念な結果ではありますが、予選Q1はトップタイムで通過するなど速さを垣間見せていたので、第2戦以降での巻き返しを期待させました。




sgt15-rd2-015-thumb-471x313-80987.jpg
5月2日・3日に行われた第2戦・富士は快晴に恵まれ、GW中という事もあって総入場者数は過去最高の9万1500人と大盛況になりました。







GT02_005-thumb-471x313-80989.jpg
予選は、赤旗中断でのアタック失敗などで薄氷を踏む展開になるものの、なんとか9位を得ることができました。


ヨルグ・ミューラー選手は昨年の富士では自身のミスによるペナルティを課せられた悔しい思いもあり、決勝では何としても雪辱を果たしたいところです。




GT02_008-thumb-471x313-80995.jpg
迎えた決勝は、ヨルグ・ミューラー選手は好スタートでポジションを上げ昨年の借りを返すものの、その後は我慢の展開になりました。

鼻先を押さえるSLSを、「コーナーでは猟犬のように追い回す」ものの、BoPにより削られたエンジンパワーによりストレートでは最高速が伸びず、どうしても抜くことができません。

ドライバーが荒選手に交代してからも、昨年までZ4を使う同僚チームであったグッドスマイルのSLSとのランデブー走行が続き、そのまま6位でフィニッシュしました。




GT02_009-thumb-471x313-81043.jpg

これにより今シーズン初ポイントを獲得し、ドライバーランキング10位、チームランキング9位になりました。


今シーズンは、BoPや燃料リストリクターの差から、JAF-GT勢がかなり有利なようにも見えます。

(中でもプリウスは「これではGT300じゃなくてGT400だ」なんて声もあるようです)

ですが、SUPER GTは独自のウエイトハンデ制がありますので、やはり今年もシーズンが進むと混戦になってくるのではないでしょうか...?




887447-thumb-424x265-81052.jpg
ちなみに、先日行われた伝統の耐久レース「ニュルブルクリンク24時間レース」では、
Z4 GT3が予選はポールポジション、決勝は僅差の2位と大活躍しました。

BMWのGT3車両は来シーズンからM6になる予定なのでZ4 GT3は今シーズンで見納めになりそうですが、依然として高い競争力を維持していることが表れています。




 01Z4GT3-thumb-471x313-81054.jpg

次戦ROUND3は唯一の海外戦で、タイのチャン・インターナショナル・サーキットにて6月20日・21日に開催されます。


「稀代のコーナリングマシーン」であるZ4 GT3のポテンシャルと、

BMWワークスドライバー & ルマン・ウィナー である両ドライバーの腕で、

Studie BMWの巻き返し、そして悲願の初優勝を期待します!   G.Sekido






世界中
うんうんする
0


sgt15-rd2-063-2-thumb-471x313-80881.jpg

Super GTに参戦しているBMW Sports Trophy Team Studie の今シーズンのここまでの流れをお伝えします。


昨シーズンは、参戦初年度ながらドライバーズランキング3位と健闘しました。

BMWの「準ワークス」格チームとして、今シーズンは初優勝、さらには初タイトルを目指したいところです。


尚、昨シーズンのチャンピオンチームグッドスマイルレーシングは参戦車をZ4 GT3からSLS GT3に変えたこともあり、Studieは有力チームでは唯一、Z4 GT3を使うチームになりました。

そして日本のSUPER GTではFIA-GT3車両(Z4やSLSやR8やGT-Rなど)に加え、JAF-GT規格車両(プリウスやCR-Zのハイブリッドカー、BRZなどのSUPER GT専用車)や、今シーズンからはGT300マザーシャシー(汎用車体)が参戦可能になりました。


これらの個性に富む車両が同じ土俵で激しく戦えるように、FIAを始めとする機関によりBoP(バランス・オブ・パフォーマンス)という性能調整項目(リストリクターの寸法)が定められています。

(今シーズンは、BLANCPAIN GTシリーズのプロモーターであるSROが、全ての車両のBoPを策定します。)




GT8_005-thumb-424x281-62450.jpg

Z4は厳しい条件のBoPを課せられ、エンジン出力を制限されています。

「コーナリング性能に優れる分、直線スピードを制限されている」という感じです。


さらに、レース中の給油時間を左右する給油リストリクターについても、Z4はより厳しい条件に変更されました。

(一方、JAF-GT車両は大きく緩和され、ピット時間の短縮が図られ有利になりました)

Z4は昨年のGT300チャンピオンマシンだけあり、より厳しいハンデを負わされたという状態です。




11041682-2-thumb-471x353-80897.jpg
そうして迎えた4月4日・5日の開幕戦・岡山は、予選は8位となりました。

一般的に予選はエンジンマップに「予選モード」があるターボ車やハイブリッド車が有利とされている中、自然吸気V8エンジンのZ4 GT3としてはまずまずのポジションと言えると思います。




10408548_621423028001764_7143881142389179200_n-thumb-471x313-80899.jpg

雨に濡れた決勝は、Z4の優れた基本性能を生かしての追い上げが期待されます。

ドライバーの荒選手は8番グリッドから好スタートを決めたのですが・・・。




CapD20150530-thumb-471x280-80984.jpeg
単独スピン&コースアウトで、まさかの1周目リタイアに終わりました・・・。

濡れたコーナーの立ち上がりで前車のテールがスライドし、その影響もあってスピンを誘発されたようです。

非常に残念な結果ではありますが、予選Q1はトップタイムで通過するなど速さを垣間見せていたので、第2戦以降での巻き返しを期待させました。




sgt15-rd2-015-thumb-471x313-80987.jpg
5月2日・3日に行われた第2戦・富士は快晴に恵まれ、GW中という事もあって総入場者数は過去最高の9万1500人と大盛況になりました。







GT02_005-thumb-471x313-80989.jpg
予選は、赤旗中断でのアタック失敗などで薄氷を踏む展開になるものの、なんとか9位を得ることができました。


ヨルグ・ミューラー選手は昨年の富士では自身のミスによるペナルティを課せられた悔しい思いもあり、決勝では何としても雪辱を果たしたいところです。




GT02_008-thumb-471x313-80995.jpg
迎えた決勝は、ヨルグ・ミューラー選手は好スタートでポジションを上げ昨年の借りを返すものの、その後は我慢の展開になりました。

鼻先を押さえるSLSを、「コーナーでは猟犬のように追い回す」ものの、BoPにより削られたエンジンパワーによりストレートでは最高速が伸びず、どうしても抜くことができません。

ドライバーが荒選手に交代してからも、昨年までZ4を使う同僚チームであったグッドスマイルのSLSとのランデブー走行が続き、そのまま6位でフィニッシュしました。




GT02_009-thumb-471x313-81043.jpg

これにより今シーズン初ポイントを獲得し、ドライバーランキング10位、チームランキング9位になりました。


今シーズンは、BoPや燃料リストリクターの差から、JAF-GT勢がかなり有利なようにも見えます。

(中でもプリウスは「これではGT300じゃなくてGT400だ」なんて声もあるようです)

ですが、SUPER GTは独自のウエイトハンデ制がありますので、やはり今年もシーズンが進むと混戦になってくるのではないでしょうか...?




887447-thumb-424x265-81052.jpg
ちなみに、先日行われた伝統の耐久レース「ニュルブルクリンク24時間レース」では、
Z4 GT3が予選はポールポジション、決勝は僅差の2位と大活躍しました。

BMWのGT3車両は来シーズンからM6になる予定なのでZ4 GT3は今シーズンで見納めになりそうですが、依然として高い競争力を維持していることが表れています。




 01Z4GT3-thumb-471x313-81054.jpg

次戦ROUND3は唯一の海外戦で、タイのチャン・インターナショナル・サーキットにて6月20日・21日に開催されます。


「稀代のコーナリングマシーン」であるZ4 GT3のポテンシャルと、

BMWワークスドライバー & ルマン・ウィナー である両ドライバーの腕で、

Studie BMWの巻き返し、そして悲願の初優勝を期待します!   G.Sekido






   2015年3月7日 00:00  |  モータースポーツ

世界中
うんうんする
0


BMW Sports Trophy Team Studie2015-thumb-471x313-72146.jpg

昨シーズンよりSuper GTに参戦している BMW Sports Trophy Team Studie の
2015年シーズンの体制発表会が、2月26日に東京八重洲のBMWグループスタジオにて行われました。




参戦初年度ながらGT300クラスランキング3位と健闘した昨シーズンの体制を基本的に引き継ぐものの、いくつかの変更と体制の強化が行われました。



まずは分かりやすい変更点として・・・


カラーリングが変わりました。
Seiji_Ara_2014_Super_GT_Suzuka_Q2-3-2-thumb-377x188-72243.jpg
_2014年版




studie_03-2-2-thumb-377x264-72245.jpg
_2015年版



「ブルー、ダークブルー、レッドのMカラーストライプ」は昨年は控えめでしたが、今年は大胆になりました。

ノーズ~ルーフ~トランクにかけては直線的かつ幅広なストライプが、さらに
ボンネット~サイド~リアフェンダーには折り返しながら次第に太くなるストライプが施されています。


リアウイングは白基調から黒基調に変更になり、ボディの力強さがより際立つようになったと思います。
studie_03-3-thumb-230x153-72180.jpgstudie_03-4-thumb-230x153-72182.jpg
このMラインの入れ方は、1970年代のBMWのリバイバルであり、最新のMラインの入れ方でもあるそうです。

(本国BMWモータースポーツが承認した、いわば「お墨付き」のカラーリングです)




studie_03-5-thumb-377x251-72187.jpg

このMラインの入れ方は、1970年代のBMWのリバイバルであり、最新のMラインの入れ方でもあるそうです。

(本国BMWモータースポーツが承認した、いわば「お墨付き」のカラーリングです)




CPCOMPANY-2-2-thumb-283x247-72262.jpg0104-413x620-thumb-471x707-72251.jpg
主要パートナーとして、昨年からのSteiff(テディベアのパイオニア)、MEN'S CLUB(男性ファッション誌)に、イタリアのファッションブランド C.P. COMPANY が加わり、チームのイメージもより華やかになりました。


さらにドイツのクリーナーメーカーVORWERK(フォアベルク)」も加わり、今後のBMWの販売面での提携(ショールームでの特別成約プレゼントの提供?)も深まりそうに思います。




0065-618x412-thumb-377x251-72247.jpg
チームに華やかさを添える「M Power Girls」は、2人が替わりました。

中央の女性は前回の東京モーターショーのBMWブースでお仕事をされていたようです。




今年からStudie本体のHPの上部にもBMWマークが入ったことなどからも、
Team StudieとBMW Japanの関係がさらに強固になったことが随所で伺えます。

studie_02-thumb-471x313-72268.jpg
体制は堅持した上で、更なる力強いサポートを得て、名実ともにBMWの総力体制となった BMW Sports Trophy Team Studie の今シーズンの活躍を期待します!

今年はZ4 GT3のラストシーズンになるようですが、有終の美を狙えそうですね..!




と、いうことで・・・
IMG_5185-2-thumb-471x353-72270.jpg
そんなZ4の情熱を、弊社の試乗車( 特別限定車 Z4 sDrive 20i GT Spirit )にて、ぜひご体感下さい!




 IMG_5187-2-thumb-230x172-72272.jpgIMG_3534-2-thumb-230x172-72274.jpg

「ディフェンディングチャンピオン」マシンであるZ4 GT3の息吹を、お確かめ下さい。

ご来場をお待ちしております。 G.Sekido






世界中
うんうんする
0


BMW Sports Trophy Team Studie2015-thumb-471x313-72146.jpg

昨シーズンよりSuper GTに参戦している BMW Sports Trophy Team Studie の
2015年シーズンの体制発表会が、2月26日に東京八重洲のBMWグループスタジオにて行われました。




参戦初年度ながらGT300クラスランキング3位と健闘した昨シーズンの体制を基本的に引き継ぐものの、いくつかの変更と体制の強化が行われました。



まずは分かりやすい変更点として・・・


カラーリングが変わりました。
Seiji_Ara_2014_Super_GT_Suzuka_Q2-3-2-thumb-377x188-72243.jpg
_2014年版




studie_03-2-2-thumb-377x264-72245.jpg
_2015年版



「ブルー、ダークブルー、レッドのMカラーストライプ」は昨年は控えめでしたが、今年は大胆になりました。

ノーズ~ルーフ~トランクにかけては直線的かつ幅広なストライプが、さらに
ボンネット~サイド~リアフェンダーには折り返しながら次第に太くなるストライプが施されています。


リアウイングは白基調から黒基調に変更になり、ボディの力強さがより際立つようになったと思います。
studie_03-3-thumb-230x153-72180.jpgstudie_03-4-thumb-230x153-72182.jpg
このMラインの入れ方は、1970年代のBMWのリバイバルであり、最新のMラインの入れ方でもあるそうです。

(本国BMWモータースポーツが承認した、いわば「お墨付き」のカラーリングです)




studie_03-5-thumb-377x251-72187.jpg

このMラインの入れ方は、1970年代のBMWのリバイバルであり、最新のMラインの入れ方でもあるそうです。

(本国BMWモータースポーツが承認した、いわば「お墨付き」のカラーリングです)




CPCOMPANY-2-2-thumb-283x247-72262.jpg0104-413x620-thumb-471x707-72251.jpg
主要パートナーとして、昨年からのSteiff(テディベアのパイオニア)、MEN'S CLUB(男性ファッション誌)に、イタリアのファッションブランド C.P. COMPANY が加わり、チームのイメージもより華やかになりました。


さらにドイツのクリーナーメーカーVORWERK(フォアベルク)」も加わり、今後のBMWの販売面での提携(ショールームでの特別成約プレゼントの提供?)も深まりそうに思います。




0065-618x412-thumb-377x251-72247.jpg
チームに華やかさを添える「M Power Girls」は、2人が替わりました。

中央の女性は前回の東京モーターショーのBMWブースでお仕事をされていたようです。




今年からStudie本体のHPの上部にもBMWマークが入ったことなどからも、
Team StudieとBMW Japanの関係がさらに強固になったことが随所で伺えます。

studie_02-thumb-471x313-72268.jpg
体制は堅持した上で、更なる力強いサポートを得て、名実ともにBMWの総力体制となった BMW Sports Trophy Team Studie の今シーズンの活躍を期待します!

今年はZ4 GT3のラストシーズンになるようですが、有終の美を狙えそうですね..!




と、いうことで・・・
IMG_5185-2-thumb-471x353-72270.jpg
そんなZ4の情熱を、弊社の試乗車( 特別限定車 Z4 sDrive 20i GT Spirit )にて、ぜひご体感下さい!




 IMG_5187-2-thumb-230x172-72272.jpgIMG_3534-2-thumb-230x172-72274.jpg

「ディフェンディングチャンピオン」マシンであるZ4 GT3の息吹を、お確かめ下さい。

ご来場をお待ちしております。 G.Sekido






   2015年2月7日 00:00  |  モータースポーツ

世界中
うんうんする
0


01GSRZ4-thumb-471x314-63444.jpg
当ブログでも度々状況をお伝えしておりましたように、
昨シーズンのSUPER GT(GT300クラス)は、グッドスマイル 初音ミク Z4 
年間チャンピオン(ドライバーランキング)を獲得しました。

Z4にとって、2011年以来3年ぶりの王座奪還でした。





KV_20141120-thumb-471x185-63446.jpg

ドライバーズランキングの上位は、以下の通りでした。
 

1位 グッドスマイル 初音ミク Z4 谷口 信輝、片岡 龍也
2位 GAINER SLS           平中 克幸、 ビヨン・ビルドハイム
3位 Studie BMW Z4        荒 聖治、ヨルグ・ミューラー
4位 B-MAX NDDP GT-R       星野 一樹、ルーカス・オルドネス
5位 SUBARU BRZ R&D SPORT 佐々木 孝太、井口 卓人
6位 TWS LM corsa BMW Z4  吉本 大樹
7位 TWS LM corsa BMW Z4  飯田 章

(シーズン終了直後に発表された結果から、6位以降に若干の訂正?が入ったようです)


BMW勢は1、3、6、7位と上位を占め、SLS等のライバルに打ち勝ちました。




CapD20141206_5-2-thumb-471x414-63940.jpeg

準ワークスチームともいえるStudieは、参戦初年度ながら3位と健闘しました。



今年はBMW勢の更なる活躍を期待します!

・・・と書きたいところですが、昨年末に驚きのニュースが発表されました。





PC234241-thumb-377x251-69408.jpg

なんと、ディフェンディングチャンピオンであるグッドスマイルは、参戦車両を変更するようです!

これまで2度のシリーズチャンピオンを飾ったBMW Z4 GT3から、昨シーズンの最大のライバル車であるメルセデス・ベンツSLS AMG GT3に変更する と発表されました!

いわゆる"痛車"レーシングカーの先駆けである"初音ミク Z4"は2008年から続いてきました(ただし2010年のみポルシェ)が、今シーズンは"初音ミク SLS"となる?ようです。

個人的には少々違和感を感じます・・・(^^;ゞ




CapD20150207-2-thumb-471x306-69424.jpg
さらに、BMW勢の一角であり、昨年第6戦で優勝を飾るなど健闘したLM corsaにも動きが見られました。

今シーズンはレクサスRC F GT3を参戦車両に選ぶと、先月発表されたのです。
(どちらかというと新型車のテスト参戦という側面が強そうです)

さらに、加えてZ4 GT3も走らせるというニュースが昨日発表になりました。

RC Fは昨シーズンのドライバー+スタッフが走らせ、Z4は新たに迎えるドライバー+スタッフが受け持つという体制からも、チームとしては前車に重点を置くのかな...?という雰囲気です。




10924746_587125011431566_3564192831525618011_n-2-thumb-471x313-69455.jpg
それらの動向の結果として、BMWは準ワークスチームとも言えるStudieに命運を託し、注力することになったようです。


ディフェンディングチャンピオンであるグッドスマイルが車両を変更するに至った経緯は、部外者からは窺い知ることができませんが・・・。
(各チームが将来的な展開や戦闘力を求めた結果だったのか、それともBMW自身による「選択と集中」だったのか...?)


いずれにせよ、BMWの命運を託されたStudieの今後を期待します!





そんな今シーズンの展望は・・・。

CapD20150206-2-thumb-471x285-69426.jpg

FIAが定めるGT3車両は、各メーカーが様々な車を製作しています。

エンジンは6気筒から12気筒まであり、排気量も出力も多様です。

車体のサイズや重量もまちまちで、特性が大きく異なります。


さらに日本のSUPER GTではJAF-GT規格車両(プリウスやCR-ZのハイブリッドカーやBRZなどのSUPER GT専用車)も参戦しています。

その上今シーズンからはマザーシャシー(汎用車体)を使用した車も加わりそうです。


これらの個性に富む車両が同じ土俵で激しく戦えるように、FIAを始めとする機関によりBoP(バランス・オブ・パフォーマンス)という性能調整項目(リストリクターの寸法)が定められています。


そして今シーズンのSUPER GTは、実績&人気のあるBLANCPAIN GTシリーズのプロモーターであるSROが、FIA GT3車両とJAF-GT車両の双方、すなわち全ての参戦車両のBoPを策定することになりました。




gtasro-thumb-377x250-69434.jpg

「各サーキットをハイスピードコース、ハイダウンフォースコース、ストップ&ゴーコースの3つに分類し、それぞれに合わせたBoPを作成していく」とのことなので、入念な計画です。


これにより、今シーズンはさらに戦力の均衡化が図られそうです。

SUPER GT独自のウエイトハンデ制も相まって、シーズン最終盤までタイトルの行方は決しないのではないでしょうか・・・?




10978666_587214241422643_5981281132427955949_n-2-thumb-377x283-69440.jpg

ちなみに、FIA-GT3規格は2016年から大幅に変更されるようです。

それに合わせて、BMWは来シーズンからZ4 GT3に替えてM6 GT3を投入する予定で、ライバルのSLS GT3も今シーズンが最後のようです。

つまり、Z4対SLSの戦いは、今シーズンで見納めとなりそうです。


 


 Z4VSSLS-thumb-471x314-69447.jpg
Z4には、SLSとの対決を今シーズンも制し、有終の美を飾って欲しいですね!

・・・と欲張るよりも、まずはStudieの初優勝を期待するべきでしょうか(^^;ゞ


今シーズンも激戦必至のSUPER GTを、引き続きレポートしていきたいと思います! G.Sekido





世界中
うんうんする
0


01GSRZ4-thumb-471x314-63444.jpg
当ブログでも度々状況をお伝えしておりましたように、
昨シーズンのSUPER GT(GT300クラス)は、グッドスマイル 初音ミク Z4 
年間チャンピオン(ドライバーランキング)を獲得しました。

Z4にとって、2011年以来3年ぶりの王座奪還でした。





KV_20141120-thumb-471x185-63446.jpg

ドライバーズランキングの上位は、以下の通りでした。
 

1位 グッドスマイル 初音ミク Z4 谷口 信輝、片岡 龍也
2位 GAINER SLS           平中 克幸、 ビヨン・ビルドハイム
3位 Studie BMW Z4        荒 聖治、ヨルグ・ミューラー
4位 B-MAX NDDP GT-R       星野 一樹、ルーカス・オルドネス
5位 SUBARU BRZ R&D SPORT 佐々木 孝太、井口 卓人
6位 TWS LM corsa BMW Z4  吉本 大樹
7位 TWS LM corsa BMW Z4  飯田 章

(シーズン終了直後に発表された結果から、6位以降に若干の訂正?が入ったようです)


BMW勢は1、3、6、7位と上位を占め、SLS等のライバルに打ち勝ちました。




CapD20141206_5-2-thumb-471x414-63940.jpeg

準ワークスチームともいえるStudieは、参戦初年度ながら3位と健闘しました。



今年はBMW勢の更なる活躍を期待します!

・・・と書きたいところですが、昨年末に驚きのニュースが発表されました。





PC234241-thumb-377x251-69408.jpg

なんと、ディフェンディングチャンピオンであるグッドスマイルは、参戦車両を変更するようです!

これまで2度のシリーズチャンピオンを飾ったBMW Z4 GT3から、昨シーズンの最大のライバル車であるメルセデス・ベンツSLS AMG GT3に変更する と発表されました!

いわゆる"痛車"レーシングカーの先駆けである"初音ミク Z4"は2008年から続いてきました(ただし2010年のみポルシェ)が、今シーズンは"初音ミク SLS"となる?ようです。

個人的には少々違和感を感じます・・・(^^;ゞ




CapD20150207-2-thumb-471x306-69424.jpg
さらに、BMW勢の一角であり、昨年第6戦で優勝を飾るなど健闘したLM corsaにも動きが見られました。

今シーズンはレクサスRC F GT3を参戦車両に選ぶと、先月発表されたのです。
(どちらかというと新型車のテスト参戦という側面が強そうです)

さらに、加えてZ4 GT3も走らせるというニュースが昨日発表になりました。

RC Fは昨シーズンのドライバー+スタッフが走らせ、Z4は新たに迎えるドライバー+スタッフが受け持つという体制からも、チームとしては前車に重点を置くのかな...?という雰囲気です。




10924746_587125011431566_3564192831525618011_n-2-thumb-471x313-69455.jpg
それらの動向の結果として、BMWは準ワークスチームとも言えるStudieに命運を託し、注力することになったようです。


ディフェンディングチャンピオンであるグッドスマイルが車両を変更するに至った経緯は、部外者からは窺い知ることができませんが・・・。
(各チームが将来的な展開や戦闘力を求めた結果だったのか、それともBMW自身による「選択と集中」だったのか...?)


いずれにせよ、BMWの命運を託されたStudieの今後を期待します!





そんな今シーズンの展望は・・・。

CapD20150206-2-thumb-471x285-69426.jpg

FIAが定めるGT3車両は、各メーカーが様々な車を製作しています。

エンジンは6気筒から12気筒まであり、排気量も出力も多様です。

車体のサイズや重量もまちまちで、特性が大きく異なります。


さらに日本のSUPER GTではJAF-GT規格車両(プリウスやCR-ZのハイブリッドカーやBRZなどのSUPER GT専用車)も参戦しています。

その上今シーズンからはマザーシャシー(汎用車体)を使用した車も加わりそうです。


これらの個性に富む車両が同じ土俵で激しく戦えるように、FIAを始めとする機関によりBoP(バランス・オブ・パフォーマンス)という性能調整項目(リストリクターの寸法)が定められています。


そして今シーズンのSUPER GTは、実績&人気のあるBLANCPAIN GTシリーズのプロモーターであるSROが、FIA GT3車両とJAF-GT車両の双方、すなわち全ての参戦車両のBoPを策定することになりました。




gtasro-thumb-377x250-69434.jpg

「各サーキットをハイスピードコース、ハイダウンフォースコース、ストップ&ゴーコースの3つに分類し、それぞれに合わせたBoPを作成していく」とのことなので、入念な計画です。


これにより、今シーズンはさらに戦力の均衡化が図られそうです。

SUPER GT独自のウエイトハンデ制も相まって、シーズン最終盤までタイトルの行方は決しないのではないでしょうか・・・?




10978666_587214241422643_5981281132427955949_n-2-thumb-377x283-69440.jpg

ちなみに、FIA-GT3規格は2016年から大幅に変更されるようです。

それに合わせて、BMWは来シーズンからZ4 GT3に替えてM6 GT3を投入する予定で、ライバルのSLS GT3も今シーズンが最後のようです。

つまり、Z4対SLSの戦いは、今シーズンで見納めとなりそうです。


 


 Z4VSSLS-thumb-471x314-69447.jpg
Z4には、SLSとの対決を今シーズンも制し、有終の美を飾って欲しいですね!

・・・と欲張るよりも、まずはStudieの初優勝を期待するべきでしょうか(^^;ゞ


今シーズンも激戦必至のSUPER GTを、引き続きレポートしていきたいと思います! G.Sekido





   2014年12月6日 00:00  |  モータースポーツ

世界中
うんうんする
0


GT8_005-3-thumb-471x313-63454.jpg

11月15日(土)・16(日)に、SUPER GTの第8戦MOTEGI が開催されました。

今シーズン最終戦であり、いよいよタイトルが決定します。


第7戦を終えた時点で、グッドスマイル ・ Studie ・ LM corsa のBMW勢は

ドライバー・ランキングで 1位  (同点)2位 ・6位

チーム・ランキングで   1位  (単独)2位  ・6位 という成績です。

BMWは3年ぶりのタイトルに王手をかけている状況です。


そして最終戦はレギュレーションによりウエイトハンデが課されませんので、各車の真の速さがそのまま表れます。


 

photo-030-thumb-471x313-63452.jpg

但し、強力なライバルのGAINER SLS(ドライバーランキング同点2位、チームランキング3位)は、最終戦の舞台ツインリンクもてぎを大の得意にしています。

STOP&GOが多いコース特性に、ブレーキ性能に優れたマシン特性が合っており、昨年は2位以下を周回遅れにする程のぶっちぎりの優勝でした。


グッドスマイルは、ポイントで先行して有利ではあるものの、決して楽観視できる状況ではありません。
仮にGAINER SLSが優勝したとすると、3位以上にならないとタイトルは獲得できません。


Studieは、ぶっちぎりに速いSLSに勝ちかつグッドスマイルが崩れる展開になる必要があり、現在2位ではあるものの普通に戦ったのではタイトル獲得は困難な状況です。

そしてStudieは、無難に2位キープを狙うか、リスクを承知でタイトルを狙うかを考えた末、後者を選択しました。

気温が予想より低くなることに賭け、それに的を絞ったタイヤ選択をしたのです。



 

60074_47850391-thumb-330x330-63460.jpg

> 山間部にあるサーキット ツインリンクもてぎは11月になると急激に冷え込みます。しかも、今年のSUPER GTは、タイで初開催された第7戦の日程の影響を受け、昨年よりも10日以上も開催が遅くなりました。チームは、ここに勝利の可能性を見出します。この レースに向けて、低い気温と路面温度で最大限にパフォーマンスを発揮するタイヤを調達したのです。厳しく底冷えするという気象条件さえ満たされれば、最終戦のポールトゥウィンも視野に入ってきます。

SUPER GTはレギュレーションによってタイヤの使用本数を制限しているため、作戦に替えは利きません。

もし気温が高くなれば予選・決勝共に惨敗してしまいますが、低くなれば大逆転のタイトル奪取もありえます。



そして運命のレース週末になり、その天候は・・・



GT8_001-2-thumb-471x313-63387.jpg

透き通った秋晴れに恵まれました。路面温度は、作戦の成功に必要とされた温度を大きく上回る23℃になりました。

この時点で、Studieが描いた大逆転のシナリオは実現困難になってしまいました。


本数の限られたバックアップ用のタイヤを労わりながら戦いましたが、予選は健闘空しくQ1敗退の14位に沈みました。

決勝はタイヤ無交換作戦を敢行し追い上げを見せるものの、7位で最終戦のゴールラインを駆けぬけました。



その一方・・・


CapD20141206-thumb-471x353-63389.jpeg

グッドスマイルは予選日朝の練習走行では8位に沈み、セットアップに苦しみました。

仮にGAINER SLSが優勝したとすると3位以上にならないとタイトルは獲得できませんが、このタイムではそれは望めません。

そこで、ほぼ全てのセッティング項目を大幅に変更するという「大ギャンブル」に出て、予選3番手を獲得しました!

(対するライバルGAINER SLSは、予想通りポールポジションを獲得します)


そして、運命の決勝を迎えます。


 

CapD20141206_2-thumb-471x286-63403.jpeg

タイヤが温まりきらない1周目に、事前の狙い通りOGT PRIUSを抜き2位に順位を上げます。

ですがGAINER SLSには離される一方で、後ろからはRn-SPORSTS SLSやAUDI R8に追い立てられます。

ついに23周目はRn-SPORTS SLSに、26周目にはR8に抜かれてしまい4位にダウンし、王座奪還に赤信号が灯ります。タイヤの消耗も激しいです。

Z4と同じヨコハマタイヤタイヤを使う他のチームはタイヤ無交換またはリア2本のみ交換という作戦が多い中、グッドスマイルは交換時間が長くなるのを覚悟で4本交換作戦を選び、27周目にピットインします。

ドライバー交代(片岡選手から谷口選手へ)およびタイヤ交換を終えると8位まで後退しましたが、他車のタイヤ交換などに乗じ、4位にまで順位を上げます。
 

そして、タイヤ交換を2本に留めることで前に出たR8をタイヤが温まる前にオーバーテイクし、タイトル条件の3位に浮上します!(GAINER SLSはトップを快走しています)


残り15周ほどはZ4の背後にR8が迫り続け、3位争いがタイトルを左右する展開になります。

そして・・・!


CapD20141206_3-2-thumb-471x286-63442.jpg


グッドスマイルが粘りの走りで3位を死守し、ゴールしました!!




01GSRZ4-thumb-471x314-63444.jpg

Z4にとって、2011年以来3年ぶりの王座奪還です!!!




KV_20141120-thumb-471x185-63446.jpg

SUPER GT 2014(GT300クラス)の最終ランキングは、以下の結果となりました。

 

【ドライバーランキング】

1位 グッドスマイル 初音ミク Z4 谷口 信輝、片岡 龍也
2位 GAINER SLS         平中 克幸、 ビヨン・ビルドハイム
3位 Studie BMW Z4       荒 聖治、    ヨルグ・ミューラー

7位 TWS LM corsa BMW Z4 吉本 大樹

 
【チームランキング】
1位 GAINER
2位 GOODSMILE RACING & TeamUKYO
3位 BMW Sports Trophy Team Studie

5位 LM corsa


ドライバーランキングで、BMW勢は1-3-7位を占めました!

(スポット参戦ドライバーのポイントも加算されるチームランキングと比べ、
継続性が要求されるドライバーランキングの方が重要視され、メインタイトルとして扱われます。)




CapD20141206_5-2-thumb-471x414-63940.jpeg

準ワークスチームともいえるStudieは、参戦初年度ながら3位と健闘しました。

第2戦での初歩的なミスによるペナルティや、第3戦での予選時のトラブルが無ければ、BMW勢で1位&2位を占められたかもしれませんが・・・。


 

そんな「たられば」を考えるよりも、グッドスマイル王座奪還を素直に喜ぶべきかも知れませんね!


 

01supergt-thumb-471x314-63456.jpg

谷口 信輝選手、片岡 龍也選手、片山 右京監督、おめでとうございます!

さすがチャンピオン経験チーム&ドライバーは、戦い方の懐が深いですね!


 

 photo-099-thumb-471x313-63450.jpg

来シーズンのSUPER GTは、どんな展開になるのでしょうか?

BMW勢の更なる活躍を期待します! G.Sekido 





世界中
うんうんする
0


GT8_005-3-thumb-471x313-63454.jpg

11月15日(土)・16(日)に、SUPER GTの第8戦MOTEGI が開催されました。

今シーズン最終戦であり、いよいよタイトルが決定します。


第7戦を終えた時点で、グッドスマイル ・ Studie ・ LM corsa のBMW勢は

ドライバー・ランキングで 1位  (同点)2位 ・6位

チーム・ランキングで   1位  (単独)2位  ・6位 という成績です。

BMWは3年ぶりのタイトルに王手をかけている状況です。


そして最終戦はレギュレーションによりウエイトハンデが課されませんので、各車の真の速さがそのまま表れます。


 

photo-030-thumb-471x313-63452.jpg

但し、強力なライバルのGAINER SLS(ドライバーランキング同点2位、チームランキング3位)は、最終戦の舞台ツインリンクもてぎを大の得意にしています。

STOP&GOが多いコース特性に、ブレーキ性能に優れたマシン特性が合っており、昨年は2位以下を周回遅れにする程のぶっちぎりの優勝でした。


グッドスマイルは、ポイントで先行して有利ではあるものの、決して楽観視できる状況ではありません。
仮にGAINER SLSが優勝したとすると、3位以上にならないとタイトルは獲得できません。


Studieは、ぶっちぎりに速いSLSに勝ちかつグッドスマイルが崩れる展開になる必要があり、現在2位ではあるものの普通に戦ったのではタイトル獲得は困難な状況です。

そしてStudieは、無難に2位キープを狙うか、リスクを承知でタイトルを狙うかを考えた末、後者を選択しました。

気温が予想より低くなることに賭け、それに的を絞ったタイヤ選択をしたのです。



 

60074_47850391-thumb-330x330-63460.jpg

> 山間部にあるサーキット ツインリンクもてぎは11月になると急激に冷え込みます。しかも、今年のSUPER GTは、タイで初開催された第7戦の日程の影響を受け、昨年よりも10日以上も開催が遅くなりました。チームは、ここに勝利の可能性を見出します。この レースに向けて、低い気温と路面温度で最大限にパフォーマンスを発揮するタイヤを調達したのです。厳しく底冷えするという気象条件さえ満たされれば、最終戦のポールトゥウィンも視野に入ってきます。

SUPER GTはレギュレーションによってタイヤの使用本数を制限しているため、作戦に替えは利きません。

もし気温が高くなれば予選・決勝共に惨敗してしまいますが、低くなれば大逆転のタイトル奪取もありえます。



そして運命のレース週末になり、その天候は・・・



GT8_001-2-thumb-471x313-63387.jpg

透き通った秋晴れに恵まれました。路面温度は、作戦の成功に必要とされた温度を大きく上回る23℃になりました。

この時点で、Studieが描いた大逆転のシナリオは実現困難になってしまいました。


本数の限られたバックアップ用のタイヤを労わりながら戦いましたが、予選は健闘空しくQ1敗退の14位に沈みました。

決勝はタイヤ無交換作戦を敢行し追い上げを見せるものの、7位で最終戦のゴールラインを駆けぬけました。



その一方・・・


CapD20141206-thumb-471x353-63389.jpeg

グッドスマイルは予選日朝の練習走行では8位に沈み、セットアップに苦しみました。

仮にGAINER SLSが優勝したとすると3位以上にならないとタイトルは獲得できませんが、このタイムではそれは望めません。

そこで、ほぼ全てのセッティング項目を大幅に変更するという「大ギャンブル」に出て、予選3番手を獲得しました!

(対するライバルGAINER SLSは、予想通りポールポジションを獲得します)


そして、運命の決勝を迎えます。


 

CapD20141206_2-thumb-471x286-63403.jpeg

タイヤが温まりきらない1周目に、事前の狙い通りOGT PRIUSを抜き2位に順位を上げます。

ですがGAINER SLSには離される一方で、後ろからはRn-SPORSTS SLSやAUDI R8に追い立てられます。

ついに23周目はRn-SPORTS SLSに、26周目にはR8に抜かれてしまい4位にダウンし、王座奪還に赤信号が灯ります。タイヤの消耗も激しいです。

Z4と同じヨコハマタイヤタイヤを使う他のチームはタイヤ無交換またはリア2本のみ交換という作戦が多い中、グッドスマイルは交換時間が長くなるのを覚悟で4本交換作戦を選び、27周目にピットインします。

ドライバー交代(片岡選手から谷口選手へ)およびタイヤ交換を終えると8位まで後退しましたが、他車のタイヤ交換などに乗じ、4位にまで順位を上げます。
 

そして、タイヤ交換を2本に留めることで前に出たR8をタイヤが温まる前にオーバーテイクし、タイトル条件の3位に浮上します!(GAINER SLSはトップを快走しています)


残り15周ほどはZ4の背後にR8が迫り続け、3位争いがタイトルを左右する展開になります。

そして・・・!


CapD20141206_3-2-thumb-471x286-63442.jpg


グッドスマイルが粘りの走りで3位を死守し、ゴールしました!!




01GSRZ4-thumb-471x314-63444.jpg

Z4にとって、2011年以来3年ぶりの王座奪還です!!!




KV_20141120-thumb-471x185-63446.jpg

SUPER GT 2014(GT300クラス)の最終ランキングは、以下の結果となりました。

 

【ドライバーランキング】

1位 グッドスマイル 初音ミク Z4 谷口 信輝、片岡 龍也
2位 GAINER SLS         平中 克幸、 ビヨン・ビルドハイム
3位 Studie BMW Z4       荒 聖治、    ヨルグ・ミューラー

7位 TWS LM corsa BMW Z4 吉本 大樹

 
【チームランキング】
1位 GAINER
2位 GOODSMILE RACING & TeamUKYO
3位 BMW Sports Trophy Team Studie

5位 LM corsa


ドライバーランキングで、BMW勢は1-3-7位を占めました!

(スポット参戦ドライバーのポイントも加算されるチームランキングと比べ、
継続性が要求されるドライバーランキングの方が重要視され、メインタイトルとして扱われます。)




CapD20141206_5-2-thumb-471x414-63940.jpeg

準ワークスチームともいえるStudieは、参戦初年度ながら3位と健闘しました。

第2戦での初歩的なミスによるペナルティや、第3戦での予選時のトラブルが無ければ、BMW勢で1位&2位を占められたかもしれませんが・・・。


 

そんな「たられば」を考えるよりも、グッドスマイル王座奪還を素直に喜ぶべきかも知れませんね!


 

01supergt-thumb-471x314-63456.jpg

谷口 信輝選手、片岡 龍也選手、片山 右京監督、おめでとうございます!

さすがチャンピオン経験チーム&ドライバーは、戦い方の懐が深いですね!


 

 photo-099-thumb-471x313-63450.jpg

来シーズンのSUPER GTは、どんな展開になるのでしょうか?

BMW勢の更なる活躍を期待します! G.Sekido 




#Div_HeaderMenuBar { display: none; }
+ プロフィール +
Sun Motoren BMW
Sun Motoren BMW
Sun Motoren カーくるビジネスブログアカウントです。
+ アーカイブ +
2023年04月 (4)
2023年03月 (5)
2023年02月 (4)
2023年01月 (4)
2022年12月 (4)
2022年11月 (4)
2022年10月 (4)
2022年09月 (5)
2022年08月 (3)
2022年07月 (5)
2022年06月 (4)
2022年05月 (4)
2022年04月 (5)
2022年03月 (4)
2022年02月 (4)
2022年01月 (4)
2021年12月 (4)
2021年11月 (4)
2021年10月 (5)
2021年09月 (4)
2021年08月 (3)
2021年07月 (5)
2021年06月 (4)
2021年05月 (4)
2021年04月 (5)
2021年03月 (4)
2021年02月 (4)
2021年01月 (4)
2020年12月 (5)
2020年11月 (4)
2020年10月 (5)
2020年09月 (4)
2020年08月 (3)
2020年07月 (5)
2020年06月 (4)
2020年05月 (4)
2020年04月 (5)
2020年03月 (2)
2020年02月 (5)
2020年01月 (3)
2019年12月 (4)
2019年11月 (5)
2019年10月 (4)
2019年09月 (4)
2019年08月 (5)
2019年07月 (4)
2019年06月 (4)
2019年05月 (5)
2019年04月 (4)
2019年03月 (5)
2019年02月 (4)
2019年01月 (3)
2018年12月 (4)
2018年11月 (5)
2018年10月 (4)
2018年09月 (5)
2018年08月 (4)
2018年07月 (4)
2018年06月 (4)
2018年05月 (4)
2018年04月 (4)
2018年03月 (5)
2018年02月 (4)
2018年01月 (4)
2017年12月 (5)
2017年11月 (4)
2017年10月 (4)
2017年09月 (5)
2017年08月 (4)
2017年07月 (4)
2017年06月 (5)
2017年05月 (3)
2017年04月 (4)
2017年03月 (5)
2017年02月 (4)
2017年01月 (5)
2016年12月 (5)
2016年11月 (4)
2016年10月 (4)
2016年09月 (5)
2016年08月 (4)
2016年07月 (5)
2016年06月 (5)
2016年05月 (4)
2016年04月 (5)
2016年03月 (4)
2016年02月 (4)
2016年01月 (4)
2015年12月 (4)
2015年11月 (4)
2015年10月 (5)
2015年09月 (4)
2015年08月 (3)
2015年07月 (5)
2015年06月 (4)
2015年05月 (4)
2015年04月 (4)
2015年03月 (4)
2015年02月 (5)
2015年01月 (4)
2014年12月 (5)
2014年11月 (4)
2014年10月 (5)
2014年09月 (5)
2014年08月 (4)
2014年07月 (4)
2014年06月 (4)
2014年05月 (4)
2014年04月 (4)
2014年03月 (4)
2014年02月 (5)
2014年01月 (3)
2013年12月 (4)
2013年11月 (5)
2013年10月 (4)
2013年09月 (4)
2013年08月 (4)
2013年07月 (5)
2013年06月 (5)
2013年05月 (3)
2013年04月 (4)
2013年03月 (5)
2013年02月 (4)
2013年01月 (5)
2012年12月 (5)
2012年11月 (4)
2012年10月 (4)
2012年09月 (5)
2012年08月 (3)
2012年07月 (4)
2012年06月 (6)
2012年05月 (4)
2012年04月 (6)
2012年03月 (5)
2012年02月 (4)
2012年01月 (4)
2011年12月 (5)
2011年11月 (4)
2011年10月 (5)
2011年09月 (4)
2011年08月 (3)
2011年07月 (5)
2011年06月 (4)
2011年05月 (4)
2011年04月 (6)
2011年03月 (9)
2011年02月 (4)
2011年01月 (5)
2010年12月 (5)
2010年11月 (4)
2010年10月 (6)
2010年09月 (5)
2010年08月 (4)
2010年07月 (6)
2010年06月 (8)
2010年05月 (6)
2010年04月 (6)
2010年03月 (4)
2010年02月 (4)
2010年01月 (5)
2009年12月 (5)
2009年11月 (4)
2009年10月 (5)
2009年09月 (5)
2009年08月 (4)
2009年07月 (3)
2009年06月 (4)
+ その他機能 +
RSS 2.0 Feed
ゲストブック
ブラウザのお気に入りに追加

 
ブログ購読
このブログが更新されたらメールが届きます。
メールアドレスを入力してください。
2025年1月
1
先勝
2
友引
3
先負
4
仏滅
5
大安
6
赤口
7
先勝
8
友引
9
先負
10
仏滅
11
大安
12
赤口
13
先勝
14
友引
15
先負
16
仏滅
17
大安
18
赤口
19
先勝
20
友引
21
先負
22
仏滅
23
大安
24
赤口
25
先勝
26
友引
27
先負
28
仏滅
29
先勝
30
友引
31
先負
ページ先頭に戻る
ページ下部へ移動する