2シリーズ・アクティブ・ツアラー が、ついにショールームに登場いたしました!
SAT(スポーツ・アクティビティ・ツアラー)という、全く新しいジャンルのBMWです。
MPV/ミニバン的なパッケージング、前輪駆動(&4WD)、3気筒(&4気筒)エンジンの採用と、多くのBMW初の要素が詰め込まれた意欲作です。
ユーティリティやスペース効率を優先していながら、ボディは抑揚に富みディテールは精悍で、引き締まった印象です。
エンジンを横置きにするノーズは短く、かつ(前後重量配分への配慮からか)他社の競合車と比べフロントオーバーハングが短めなのが特徴です。
ラゲッジスペースは通常時でも468Lもあり、ワンタッチで操作できるシートバックを倒すと1510Lにまで広がります。
なんと、全長が約28cmも大きい3シリーズ・ツーリングにほぼ匹敵する容量です。
後席も、はっきりと「広い」と言えるだけの空間があります。
視界が良いこともあり、3シリーズはもちろん5シリーズよりも広く感じるほどです。
前席を標準的な位置にし、130mmスライドするリアシートを最後端にすると、男性でも脚が組めるほどの余裕があります。
リアシートは座面が高めで、前席下の足入れ性も良く、ルーフは高く、シートバックは3段階にリクライニングします。
まずどんな方でも存分にリラックスした姿勢が取れると思います。
そのスペース効率の高さの秘訣は、以前のブログ記事でもご紹介したように、基本的なプロポーションやパッケージングがBMWの既存のモデルとは一線を画していることにあります。
「BMWの全く新しいプレミアム・コンパクト・モデル」というフレーズは、機能的にもフォルム的にも通じると思います。
いつもとは順番が違い最後になりましたが、運転席の写真です。
質感がとても高く、クラスレスな魅力があります。
(展示車は218i アクティブ ツアラー Luxury で、レザーシートが装備されています)
操作方法は基本的には普遍のBMW流ながら、上下に厚いダッシュボード、ラウンドしたシート形状、新方式のヘッドアップディスプレイ(オプション)など、既存車種とは異なる部分もあります。
ルーフと座面が高めなため、乗降性は前・後席とも非常に優れています。
さらに、早くも試乗車(218i アクティブ ツアラー)もご用意致しました!
試乗車はファブリックシートなので、展示車(レザーシート)と比べカジュアルですが、品質感はとても高いです。
試乗した印象は・・・。
まず、素晴らしいステアリングフィールに驚きました。
前輪駆動車にありがちな、あいまいな操作感が全くありません。
微小な操舵にも正確に反応し、中央付近の遊びも皆無です。
かといって神経質だったりクイックすぎることは無く、思い通りのラインを自然にトレースできます。
試乗車はサーボ・トロニックを装備していることもあり操舵力は軽めですが、インフォメーションは豊かです。
1.5 リッター直列3 気筒DOHCツインパワー・ターボ・エンジンは
136ps/4,400rpmのパワーと22.4kgm/1,250-4,300rpmのトルクを発揮し、
十二分な加速性能を持っています。
3気筒ではありますが不快な音や振動は全くなく、むしろ高回転時のビート感やサウンドはスポーティーで、「回す楽しさ」のあるエンジンです。
さすがはBMWが満を持して発売した新ジャンル車だけあり、走りも素晴らしいです。
BMW品質の走りに、高い居住性と使い勝手を備えた「全く新しいプレミアム・コンパクト・モデル」をご覧・ご試乗に、ぜひショールームにお越しください。
お待ちしております。 G.Sekido