両車の側面図を、前輪の位置を合わせ重ねてみました。
全長は30mm短くなり、全高は35mm拡大しました。 Aピラーの位置が大きく変わり、車両全体に厚みが増しています。
従来型はロングノーズで後ろ寄りかつ低めのシート位置でしたが、新型は高めかつ前寄りに座るパッケージングです。 実はホイールベースは短くなっているにもかかわらず、飛躍的に広い室内空間&積載スペースを得ました。 内装は、機能性も質感も大きく向上しました。 着座位置はフロントシートで36mm、リアシートで64mm高くなり、見晴らしと乗降性が良くなりました。 試乗車のxDrive20iが装備する4気筒2Lターボエンジンは192PS・280Nmを発揮し、軽快な走りを披露します。 微小な操作にも正確に反応するステアリングは、競合他車とは一線を画します。 後席は左右分割してスライド&リクライニングが可能(オプション)で、前後にも上下にもはっきりと広くなりました。 アクティブツアラー譲り、すなわちファミリーカー/ミニバン並みの空間です。 ラゲッジルーム容量は505Lと、従来型から85Lも拡大しました。 (さらにフロア下に100Lのスペースもあります) 電動テールゲートやワンタッチで後席シートバックを倒すリリースボタンも装備され、利便性も飛躍的に向上しています。