今年で20回を数える
La Festa Mille Miglia 2016 が、10月14日に東京・明治神宮からスタートしました。
10月17日までの4日間、東京都をスタートして、群馬県、新潟県、長野県、山梨県、静岡県、神奈川県の各チェックポイントを通過しながらクラシックカーラリーの熱戦を繰り広げます。
今回は、明治神宮のスタートまでの様子をお届けしたいと思います。
早朝から参加車両が集まるのは、神宮会館の駐車場。
既に車検を終え、出発までの時間を思い思いのかたちで過ごします。
100台を超える参加車を眺めて回ったり、談笑する姿にも独特の空気が漂っています。
もちろん、明治神宮という緑の多い環境もありますが、なんていっても今もなお可動状態にあるいにしえの車たちが醸し出す雰囲気に圧倒されるところがあります。
こちらは、参加者に配られるバッグです。
このゼッケンも参加者だけに配られる価値あるものです。
でも、「このピーポーくんはちょっと・・・」という声もちらほら。
ま、公道を走行できる許可証みないなものということで(苦笑)。
さて、スタートを前にしての安全祈願です。
スタッフからの合図により、スタートの準備に入る面々。
常連さんたちは、スムーズにエンジンをかけ、スタッフの誘導を待ちます。
先導車が出発ゲートに到着。
エントリーナンバーの若い順に出ていきます。
こちらは、いろいろな想いを乗せて参加する、1949年製FIAT SIGHINOLF。
事情により、コドライバーなしでの参加です。
メカニックが最後のアドバイス。
「あ、女性だ!」
「かっこいい~」
との声が飛びます。
こちらは、参加者の最年少記録を作ったメンバー。
クラシックカーに乗る前にも、スマホを操作。
「よし、行くぞ!」
有名どころも参加することで有名ですが、一番人気があったのが横山剣氏。
こちらは往年のファンらしき方々の「きゃっこいい~」という声援が。
こちらは、先ほどのゲートから、本当のスタートゲートへ向かう様子です。
実は先ほどのスタートは車検場からの出発で、参加台数が多いこともあり、この沿道がバッファーになっています。
そんな横を、イタリア大使館の車が抜き去っていきます。
この開催は日伊友好というミッションもあり今回は20周年記念大会ということから、名誉総裁であられる彬子女王殿下とイタリア大使も臨席しました。
本当のスタート前の待機場。
さきほどの女性ドライバーに近づく怪しい人影。
はい、ご存じ嶋田さんでした(笑)。
アドバイスしていると思いきや、興味津々で覗きこんでいました。
「今度飲みに行こう」
こんなところでのお誘いも、緊張感をほぐしてあげているようです。
いよいよ本当のスタートです。
4Cスパイダーが先導して公道へ飛び出していきます。
1台ずつタイミングを見てスタートします。
沿道は人だかり。
もちろん沢山のメディアの方々も。
最年少チームのポルシェ356の番がやってきました。
初参加というものの緊張感は全くなく、今から楽しみまくっているようです。
いってらっしゃーい!
これから楽しい4日間を過ごしてください。
October 15,2016 Sat
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イベント取材