ARTAは、セットアップが決まらず苦戦します。
コースに慣れている高木がQ1を担当するも、赤旗中断の影響もありQ2進出は果たせず、22番手となります。 BMW Team Studieは、午前中のフリー走行では20番手と苦戦したものの、予選では好転します。 Q1を担当した荒選手はスーパーLAPを刻み、6番手でQ2進出を決めます! Q2を担当したヨルグ選手は他のドライバーより経験周回数が少ないながらも、10番手の好位置を得ます。 決勝は、さらにポジションを上げてポイント獲得が期待されます。
翌日の決勝は、事前の予想通り雨模様になります。 ARTA M6は、雨に強いブリヂストンの特性を生かし高木選手は次第に順位を上げ、21番手スタートからなんと3番手まで順位を上げます! しかし2番手の車を抜きかけた時に相手がわずかに寄せてきて接触、コースアウトしてしまいます。
接触の衝撃でリアサスペンションが折れてしまい、残念ながらリタイヤとなりました。 上位入賞も狙える展開だっただけに、惜しまれる結果でした..。 Studie M6は、路面状況の変化に翻弄されます。 一時は上位入賞が狙える展開にもなりますが、セーフティーカーの導入に阻まれます。 セカンドドライバーのヨルグ選手は16 番手から11 番手まで徐々にポジ ションを上げ続けるものの、フ ァイナルラップ直前に左フロントタイヤがバーストしタイヤ交換を余儀なくされてしまいます。 その結果、16位完走でレースを終えました。