最近、F1においてドーナツターンがちょっとした話題になっています。
レッドブルの "最速のやんちゃ坊主" セバスチャン・ベッテルは、10月下旬のインドGPで優勝し今年も年間チャンピオン(4年連続!)になりました。
そしてゴール後にコース上で歓喜のドーナツターンを披露したのですが・・・。
これが競技規約に反するとしてチームは約300万円の罰金を科せられました。
そして続くアブダビGPも優勝し、7連勝(今季11勝目)を達成したベッテルは、懲りずにまたもドーナツターンを披露しました。
ですが今度はコース外(ランオフエリア)で回り、既定の場所(パルクフェルメ)に車を戻したので、お咎めなしでした。
それに引き続き?公開されたのが・・・。
> ドバイにある世界第4位の超高層ホテル「ブルジュ・アル・アラブ」。地上321メートルに位置する同ホテルの屋上ヘリポートにF1マシンが運び込まれ、元レッドブルのF1ドライバーデビッド・クルサードがそこで見事なドーナツスピンを披露したのだ。
という驚きの映像です!
世界トップレベルのドライバーにとっては、朝飯前なんでしょうか・・・?
一つ間違えば命に関わる、とっても恐ろしいドーナツターンです。
本当にF1をこんな高所に運んで撮影したのか? 実際は何らかの安全策が取られていたのか? ベッテルのドーナツターンと連動した企画だったのか? など、真相は良く分かりませんが・・・。
「極限のチャレンジ」を企画し続けるレッドブルならではの映像ですね。
その元ネタ、という訳ではないと思いますが・・。
実は、2年前にBMWから同じような映像が公開されています。
1シリーズMクーペ(日本未発売)が、世界で最も高いヘリポートをドリフトして回るという映像です。
ですがこの映像は、CG合成による演出であることを暗黙の了解とした、「この車の走行性能はいわばこれくらい凄いんですよ!」というイメージ映像ではないかと思われます。
(スロー映像ではヘリポートの縁ギリギリを走ってますし、この映像の前作はさらに合成っぽい?ので・・。)
「信じられないほどすごい」ドーナツターンと言えば、テリー・グラントも有名です。
自分が操ってドーナツターンをさせた車の上に立ちあがったり、降りて歩いて行ってしまったり、1人で2台同時にドーナツターンをさせたりと、空いた口が塞がりません。(無人で回転し続ける車は、車両に特殊な加工がしてあるようですが)
延々と片輪走行するといった運転も得意で、独創的な運転技術は群を抜いています。
「信じられないほどすごい」運転技術といえば、ケン・ブロックはさらに有名です。
WRCにも出場したことがあるラリー・ドライバーですが、PR動画「ジムカーナ」シリーズで世界に名を馳せました。
車が意思を持って自分で動いていると思えるほどの、想像を絶するドライビング・テクニックです!
この方達の映像を見ると、ヘリポートでのドーナツターンなんて簡単にできるんじゃないか、と思えるほどです。(^^;ゞ
と、いうことで・・・。
レッドブルF1のヘリポートでのドーナツターン映像が本物かどうか、ぜひ情報またはご意見をお寄せ下さい・・。m(^^)m G.Sekido