420iクーペの試乗車ができました。アルピンホワイト3のM SPORTです。
ワイド&ローなフォルムや各部のディテールは精悍かつスポーティーで、M4を彷彿とさせます。
4シリーズクーペとM4は、全体のフォルムやディテールに通じる要素が多いです。
(ちなみに 3シリーズセダン ~ M3 は、違いがもっと大きく感じられます)
「M4の直系」であることがデザイン的にも表れていて、基本的な素質の高さが感じられます。
3シリーズセダンと4シリーズクーペの側面図を重ねると、この2車は入念に作り分けられていることが窺えます。
ホイールベースは同一ですが、ルーフの高さやCピラーの角度を筆頭に、Aピラーの角度やフロント&リアオーバーハングの長さもわずかに異なり、クーペはより低く伸びやかでスポーティーなフォルムです。
セダンと比べ桁違いに生産台数が少ないと思われるクーペに対して、非常に贅沢な作り分けがなされていると思います。
3セダンと4クーペは、外観だけでなく実際の走りやフィーリングも小さくない違いがあると、各メディアで評価されています。
(4クーペの走りは、歯に衣着せぬ文章の某有名モータージャーナリストの著作でも絶賛されています。)
ボディや足回りの剛性感は圧倒的に高く、どんな突起を走り抜けてもきしみ音や鋭い突き上げは皆無です。
様々な電子制御技術に加え、ボディやサスペンションに関する基礎技術も、さらに大きく進化する余地があったのかと驚かされます。
そんな圧倒的な剛性感があり、後席の実用性も高い4シリーズクーペに、ぜひご試乗下さい。
ご来場をお待ちしております。 G.Sekido