そのボディサイズや贅を尽くした装備も圧巻ですが、
何といっても「BMW史上、最大」のキドニーグリルに迫力を感じます。 個人的には、このグリルの大きさや形状は突然変異的に生み出されたわけではなく、緻密に計算され周到に計画されたものだと思っています。 X1・X3・次期X5(日本未発表)・新型X7の画像を並べてみますと・・・
画像はBMW UKのコンフィギュレーターを利用して作成しました。
それぞれ左が標準型(xLine)、右がM Sportです。 車格が上がるにつれて、キドニーグリルの左右幅と上下長が、少しずつ大きくなっています。
上位モデルほどグリルが大きくなることに加え、「左右のグリルの連続性が増し、ヘッドライトとの一体感も強める」という変化は、セダン系モデルにも共通する傾向だと思います。 昨年9月にコンセプトX7 iパフォーマンスが発表になったときは、正直なところ個人的にはそのグリルの大きさに(どちらかというとネガティブな)驚きを感じましたが...。