Ｄino君のカルテ

 前回の続きです。

プラの内張の部品なのですが、タッピング止めの穴が馬鹿になっています。




再生するため穴を広げます。

建築屋さんが使用する鬼目ナットを使います。




先ほどの穴に、エポキシ系の接着剤を詰め込みます。

そこに鬼目ナットを締め込みます。





あとは、接着剤が固まるのを待つだけ・・・。

ちなみに、ＶＥＴＴＥ君のドアミラーも、この方法で固定してます。

邪道な気もしますが、結構使える手法だと思っています。

久しぶりにＶＥＴＴＥ君に火を入れようと思い、セルを回すと・・・。

いきなりハンドルが・・・ガツンと回るではないですか・・・。

おっとー・・・。

強烈なパワーで持って行かれます？。

戦っても勝てません？、たぶんケガします・・・。

そうなんです、パワステのコントロールバルブの調整をしていないからです。

やったことがないので、アメリカのサイトで調べると・・・手を入れるなとか色々脅し文句が書いてあります。

取りあえずお手本通りにやってみます。



４回転ゆるめます。

エンジンを掛けテストします、今度は反対側に持って行こうとしますので、再度調整します。

取りあえず0.5回転締めてみます。

テストします、中立のようです、左右にハンドルを回して確認します。

良さそうです。

あとは、実走して確認＆微調整です。


ハンドブレーキのワイヤーを交換に伴い、内装を剥がしたついでに、シートベルトを交換しました。

４０数年間の汗と手垢がしみこんだベルトです。

気持ちよく、リセットしましょう。






アクセントで、色も変えてみました。

ここでまた新たな問題が・・・？。




カバーを外したら・・・　　ねじ山（メス側）がバカになっています。

前回組み付けた方も苦労したようで、ビスをボンドで固めた様になっています。

さて、どうしたものか・・・？。

ポチっと、押せば済みますが、ここはやれるだけ悪あがきしましょう。

どうするかは、次回に・・・。

リア廻りいよいよ大詰めです。

ハンドブレーキのローラー＆ワイヤー交換です。





リプロのＳＵＳです。

気のせいか、ノーマルより太い気がします。



この工具、何だか解りますかぁ？。

一昔前は、ずいぶんお世話になったんですが、最近はめっきり登場する機会が無くなりました。

ディスクブレーキが主流の今では、ブレーキ調整さえ死語ですかねぇ～。



リアのインナードラムブレーキ（ハンドブレーキ）を調整します。

この穴から先ほどの工具を差し込んで、中にある調整用のロットを回して調整します。

通常、目一杯押し広げてから、少し緩めてブレーキが引きずらない様に調整します。

最近の流行？。

これが、標準？。



フライホイール丸見え・・・？。

こんな事しますかねぇ～。

カバーは取り寄せ済みなのですが、ボルトを忘れていたので、
取り寄せ中です。

コントロールバルブを取り付けて、数日がたちました。

何やら嫌～な雰囲気？。

ＯＩＬが・・・？。




じわぁ～と、滲み出ています。

弱っているホースをクランプして、ＯＩＬが抜けるのを止めていたのが原因かも？。

いつものＵＳＡの通販屋さんに発注。

「このジャップよく壊すやつ」ぐらい、思ってるんだろうな？。

走行中にパンクしたと思えばラッキーね！。

ネガティブに行きましょう？。

気を取り直して、ブレーキホースの交換です。




ブレーキの感触がプニョプニョしていたので、メッシュホースに交換しました。

本日最後のメニューは、ミッションマウントラバーです。




かなりへたってます。

新品と比べると、１ｃｍぐらいの差があります。

本当にこの部品で良いのか、心配になります。




何の違和感もないので、ヨシとしましょう。