witten by ぐれごり
世界中
うんうんする
1


このところの太陽の勢いは凄まじい強さをみせつけていて その強烈な日差しを受ける全てのものを
ドロドロに溶かそうかとしているかの如く 熱波を浴びせ続けています。

そんな日差しから隠れるようにして逃げ込んだ先は益子の街並みを臨む山の一角
鬱蒼と生い茂った森の中に位置する陶芸の里 陶芸メッセ・益子。
yamayuri1.jpg
今ここに咲いているのは夏の季節になると思い出す花のひとつ山百合。
yamayuri2.jpg
過去 夏休みに涼を求めて東北の渓流に岩魚・山女魚を追い求めて分け入った山道の傍らには
大輪の花が目を引く中にも凛とした気品と佇まいをしっかりと見せてくれる山百合。
派手な見た目に加えて鼻腔の奥深くに届く強い芳香を放ちながら見る者を惑わす麗しい花。

頂上へ続く道沿いの日陰に開く山百合を眺めながらゆっくりと歩みを進めていきます。
yamayuri3.jpg
花に目を落として眺めてみると 既に受粉を終えて最後の輝きを放つ個体とは対照的に
yamayuri.jpg
やっと開花したばかりのフレッシュな花弁には頬を薄紅に染めた乙女のような色合いが見て取れ
yamayuri4.jpgyamayuri5.jpgyamayuri6.jpg
yamayuri7.jpg
精一杯受粉のために色香を振りまいて虫達を誘惑し続けているよう。
yamayuri8.jpg
そんな山百合達の姿をのんびりとカメラに収めながら坂道を登ってきましたが
やがて到着した山頂で待ち受けてくれたのは 突然変異と見られる無数の花や蕾をつけた一株。
yamayuri9.jpg
通常発芽から開花まで5年以上を有し 1年に1輪づつ花を増やすのが一般的な生育状況で
株が古ければ古いほど多花になるようですが この株には合計90輪もの花が咲く見込み。

ふと目をやった梢の先に止まる蜻蛉も
暑い夏の日 巷の喧騒から逃れ山百合の咲くひっそりと涼しげな山の中に避暑しに来たみたいです。
yamayuri10.jpg
それではっ!

August 2,2012 Thu     | COMMENT(2)




witten by ぐれごり
世界中
うんうんする
1


昼間は花を閉じてしまい綺麗な花弁を開いた美しい姿を目にする事ができないので
ひっそりと静まり返った雨の降る早朝につがの里まで車を走らせます。
taikohasu1.jpg
目指す蓮池は駐車場へ続く道の直ぐ脇。
早朝にもかかわらず池の周りには同じ考えの人達が雨の中シャッターを押しています。
taikohasu2.jpg
降っているのは気になる程の雨でもないので 傘は差さずに池のほとりで花開く蓮へ。
taikohasu3.jpg
taikohasu4.jpgtaikohasu5.jpgtaikohasu6.jpg
ここに咲くのは大賀蓮という2000年以上も前の弥生時代の地層から発掘された種を
大賀博士によって発芽させた太古の蓮。
taikohasu7.jpg
taikohasu8.jpgtaikohasu9.jpgtaikohasu10.jpg
良く晴れた日に花開く姿も美しいのでしょうが 雨に濡れしっとりと古代の輝きが
増したかの様な錯覚に陥る美しさもまた格別。

お釈迦様の花のイメージを強く抱いてしまう蓮ですが 淑やかな花弁が描き出す
ピンクのグラデーションには決して真似することのできない天然の美の風格も。

華麗な花の時期を過ごした後には 無数の目を持つ不気味な如雨露のような実へ
姿を変え 次世代へ命をつなぐ大切な役目を担って熟成を続けていきます。
taikohasu11.jpg
taikohasu12.jpgtaikohasu13.jpgtaikohasu14.jpg
睡蓮も池の中から手を伸ばして可憐な花を懸命に咲かせているかのようで。。。
taikohasu15.jpgtaikohasu16.jpgtaikohasu17.jpg
taikohasu18.jpg
早朝のほんの束の間 水辺に咲く蓮を眺めてすこしは暑さも和らぐひと時でした。

それではっ!

July 26,2012 Thu     | COMMENT(4)




witten by ぐれごり
世界中
うんうんする
2


栃木県の最南端に位置する野木町は花とレンガのまち。
そんな野木で開催されたひまわりフェスティバルも今年で21回目を迎える歴史あるイベントです。

週末は盛りだくさんの仕掛けで訪れた人たちを楽しませようと実行委員会の人達も大忙し。
さっそく数種類のひまわりが花を咲かせているひまわり畑に足を踏み入れてみます。

まず最初に目に飛び込んできたのはゴーギャンのひまわり。
nogihimawarifes1.jpg
アメリカ原産のこのひまわりは 細長い花弁が八重に咲く品種で花粉がでないので切り花向き。
nogihimawarifes2.jpgnogihimawarifes3.jpgnogihimawarifes4.jpg
つぎは北アメリカ原産のゴッホのひまわり。
nogihimawarifes5.jpg
一重・半八重・八重咲きと咲き分けるバラエティーに富んだ品種で こちらも花粉がでないので
切り花に向いています。
nogihimawarifes6.jpg
そしてひまわり畑の多くを埋め尽くしていたのは はるかのひまわり。
nogihimawarifes7.jpg
nogihimawarifes8.jpgnogihimawarifes9.jpgnogihimawarifes10.jpg
阪神大震災で亡くなった加藤はるかさんのひまわりとして全国で植え続けられている品種で
当時小学校6年生だった彼女が亡くなった跡地に生まれ変わりののように咲いたことから
はるかのひまわりと言い伝えられています。
nogihimawarifes11.jpg
そんな品種達を中心に多くのひまわり達が咲き乱れていますが太陽が顔を出してくれないので
ひまわりも少し寂しそうにうつむき加減。。。
nogihimawarifes12.jpg
nogihimawarifes13.jpgnogihimawarifes14.jpgnogihimawarifes15.jpg
やはりひまわりは照りつける太陽と青空の下が似合う花です。
でも見物するには絶好の天気で ゆっくりと畑に咲くひまわりを堪能させてもらえました。

その後 ひまわりフェスティバル会場をあとに向ったのは野木町煉瓦窯。
nogihimawarifes16.jpg
国指定の重要文化財が このイベント期間中に特別公開されるので行ってみましたが
ひまわり畑でゆっくりし過ぎたのか 公開時間を過ぎてしまったので遠巻きに眺めるだけ。。。
nogihimawarifes17.jpg
残念ですが次の公開機会まで取っておくことにします。。。

それではっ!

July 23,2012 Mon     | COMMENT(2)




witten by ぐれごり
世界中
うんうんする
2


久しぶりに訪れたお隣壬生町のわんぱく公園は どんよりとした曇り空から時折落ちてくる雨のせいか
訪れる人もまばらで静寂に包まれています。

園内に足を踏み入れて梅雨に負けずに夏に向けてアピールしている花達をチェック。
wanpakupark1.jpg
夏が近づくとともに花壇で花開いていくのは毒々しい程に原色鮮やかな種類が目に付きます。
wanpakupark2.jpg
wanpakupark3.jpgwanpakupark4.jpgwanpakupark5.jpg
wanpakupark6.jpg
wanpakupark7.jpgwanpakupark8.jpgwanpakupark9.jpg
wanpakupark10.jpg
雨粒を花弁に溜めて泣いているようなその姿は太陽に逢いたいって訴えているようにも見えます。

そんな花々が咲いている花壇のなかから雨の使者登場!
wanpakupark11.jpg
しとしと降り続く雨を喜んでいたのはアマガエル。
wanpakupark12.jpg
梅雨の季節を待ちわびていたように小さな体でピョコピョコと花壇を飛び跳ねていました。

そんな動植物達の営みを見守っているのか芝生の丘では雨に打たれながら巨人がリラックス。
wanpakupark13.jpg
wanpakupark14.jpgwanpakupark15.jpgwanpakupark16.jpg
人の気配が消えた雨の中 ひとり静かな公園散歩も思わぬ発見があってたまにはいいかも。。。
wanpakupark17.jpg
それではっ!
この記事へのトラックバックURL
https://carcle.work/TrackBack.ashx?TR=Gfuy4G9hxw6NvYLYc9S5TQ%3d%3d

July 14,2012 Sat     | COMMENT(2)




witten by ぐれごり
世界中
うんうんする
1


喜多方周辺放浪の締めは塩川町の御殿場公園で開催された花しょうぶ祭りから。。。
hanasyoubumatsuri1.jpg
会津藩ゆかりの御殿場に約三万六千株もの色鮮やかな菖蒲が咲き競っています。
hanasyoubumatsuri2.jpg
真夏並みの暑さにバテ気味で少し疲れた感じですがオーソドックスな紫を中心に
hanasyoubumatsuri3.jpg
hanasyoubumatsuri4.jpghanasyoubumatsuri5.jpghanasyoubumatsuri6.jpg
斑模様や白い花弁からもしっかりと初夏らしさが伺えます。
hanasyoubumatsuri7.jpghanasyoubumatsuri8.jpghanasyoubumatsuri9.jpg
そんな御殿場公園を後に向かった先は。。。
hanasyoubumatsuri10.jpg
喜多方を代表する喜多方ラーメンの老舗 坂内食堂。

時刻は既に午後4時前 遅いお昼をここでいただきます。
hanasyoubumatsuri11.jpg
注文したのはオーソドックスな支那そば。
スッキリと澄んだ透明感溢れるスープに喜多方ラーメンならではの平打ち縮れ麺。

それでは いただきます!
hanasyoubumatsuri12.jpg
喜多方以外にもチェーン店を展開経営する坂内食堂ですが
やはりこの味は何時食べても全く変わることがありません。

ここ喜多方の本店の営業開始はなんと朝7時!
さっぱりとした味わいだからこそ朝食代わりの朝ラーなんてのも可能なのでしょうね。。。

黙々と無言で食べ続け
hanasyoubumatsuri13.jpg
スープの最期の一滴までしっかり飲み干しました。

帰りにSAでは
朝は顔を見せてくれなかった磐梯山も帰りには夕日を浴びる全容を見せてくれました。
hanasyoubumatsuri14.jpg
冬の間くらいしか訪れていなかった福島ですが見所はまだまだたくさんありそうなので
折をみてまた訪れたいと思います。

それではっ!
この記事へのトラックバックURL
https://carcle.work/TrackBack.ashx?TR=lm48vSzXuhwTbkVpx8k1WA%3d%3d

June 30,2012 Sat     | COMMENT(2)




1DAY 1CLICK 活動
プロフィール
ぐれごり
ぐれごり
FIAT5001.2POPバニライエローに乗っています。
愛車情報
カーとも
参加グループ
広告
カウンター
Counter
2025年8月
1
先勝
2
友引
3
先負
4
仏滅
5
大安
6
赤口
7
先勝
8
友引
9
先負
10
仏滅
11
大安
12
赤口
13
先勝
14
友引
15
先負
16
仏滅
17
大安
18
赤口
19
先勝
20
友引
21
先負
22
仏滅
23
先勝
24
友引
25
先負
26
仏滅
27
大安
28
赤口
29
先勝
30
友引
31
先負
新着記事
記事検索
検索語句
カテゴリ
最近のコメント
最近のトラックバック
タグ
アーカイブ
その他機能
RSS 2.0 Feed
ゲストブック
ブラウザのお気に入りに追加

 
ブログ購読
このブログが更新されたらメールが届きます。
メールアドレスを入力してください。
ページ下部へ移動する
ページ先頭に戻る