witten by ぐれごり
世界中
うんうんする
1


日が翳った時に吹き渡る風に涼しさを感じるようになり鮎釣りもいよいよ終盤を迎える時期が到来。

今年 ホームグラウンドにしている河川は天然遡上の鮎が多く 地元新聞の煽り情報もあってか
めぼしいポイントには釣れる当ての無い鮎を追い求めてビッシリと釣り人が立ち込んでいます。

自分もそんな中のひとりに違いは無いのですが。。。
さすがに日照り続きで雨が全く降らないため 蛙だって逃げ出すくらい県内河川は何処も干上がる寸前。
hederiayu1.jpg
ほんの少しでも雨が降って水嵩が増してくれれば 深場に群れている鮎の活性も次第に上ってくると予測し
待望の降雨があった翌日にはそそくさと午前中で仕事を済ませて喜び勇んで川に向かいました。

まずはいつも空いているポイントの流れに鮎を漬けて釣り支度を始めます。
hideriayu1.jpg
先行者は遥か下流まで下っていたようですが 友カンを漬けた直ぐ脇でギラギラと平を打つ鮎が見えます。
追い気のある鮎を求めて流れに囮を放ちますが 時たま追われて逃げ惑うような素振りをみせるものの
じゃれているだけなのか掛かってはきません。。。

2時間ほど粘ってみたものの結局アタリも無くこの場を諦めて違うポイントに向かいます。

次は久しぶりに訪れたポイントですが 釣り師の性で一度釣れた場所には再訪せずにはいられず。。。
hideriayu2.jpg
堰の上の瀞場で竿を出す2人組が見えますが目の前のポイントが空いていたのでここに滑り込みます。

上から眺める限りは魚の気配は感じられません。。。
hideriayu3.jpg
先行の2人組の友カンが漬けてあるのでここで竿を出した形跡は見られますが ダメもとで囮を放ちます。

川から離れて岸の上から上・下流にと囮の思うがままに泳がせ続けること十数分。。。
2つの流れの筋が交わるあたりで待望のヒット!

川の上からは今しがたやってきた釣り師がこちらの曲がった竿を眺めています。
見られているからにはバラせないので引き抜かずに慎重に手繰り寄せて取り込みます。
hideriayu4.jpg
やっとの思いで手に入れた一匹は天然遡上ものですが 前回見たときよりも大きく育っているようで。

釣れたばかりの鮎に鼻管を通してすぐさま流れに戻しますが すぐ下のポイントに先程の釣り師が入るために
川を横断したばかりなのでなかなか次が掛かってきません。

そうこうしている間に下流の釣り師が入れ掛かり。。。そんな姿をボーっと眺めていたこちらにも鮎がヒット!
流れに乗って下流に下ろうとしているのを竿を寝かせて必死に堪えて引き抜きます。
hideriayu5.jpg
竿尻に構えたタモ網に飛び込んできたのは先程の鮎より若干大きい一匹。

この鮎に鼻管を通そうと老いた目で四苦八苦していると下流の釣り師がもう上がってきて
聞けば掛かったのは良いけど岸際のテトラにつけ糸を擦られてブッツリと親子どんぶりだそうで。。。残念。

更に言われて気付けば上空は真っ黒な雲に覆われ始め 遠くでゴロゴロと雷も鳴り出しました。
hideriayu6.jpg
堰の上で竿を出していた二人組も雷に急き立てられるように急いで竿を担いで戻ってきます。

釣竿は電導効率の高いカーボンでできていますので一撃を喰らったら即死。
さすがに死んでしまったら釣りもできなくなってしまうので この2匹でこちらも諦めて竿をたたみます。
hideriayu7.jpg
残念ながら最後は雷で締めくくられてしまいましたが 夏休み以降 本当に久しぶりに竿を出した鮎釣りは
忘れかけていた掛かり鮎の引き味を存分に楽しませてもらえました。

落ち鮎となって鮎が下り始めるまで あと何回竿をだせることやら。。。
hideriayu8.jpg
それではっ!

September 6,2012 Thu   鮎釣り  | COMMENT(2)




witten by ぐれごり
世界中
うんうんする
2


夏休みも終盤に入り 久しぶりに自宅に戻ってきたので もう1週間前の話になってしまいましたが。。。
長期連休初日に向かった先は上越の越後荒川。
天然鮎遡上河川として名高いこの川に 地元栃木の川に見切りをつけたU兄弟とご一緒させてもらいました。

さすがに鮎の川で有名なだけあって川を渡る橋の欄干にも涼しげに鮎が泳いでいます。
jyouetsuensei1.jpg
初めて訪れた川でポイントがよくわからないため アチコチをウロウロ見て回りましたが
地元の方に早く始めないと場所がなくなると告げられたため 急いで最初に見たポイントに滑り込みます。
jyouetsuensei2.jpg
平水時よりも50cmは減水しているようで鮎の警戒心も高まっているのか なかなか掛かってきません。
jyouetsuensei3.jpg
そんななかでも 流れ込みで名人U兄弟がすかさず天然鮎を掛けていきます。
jyouetsuensei4.jpgjyouetsuensei5.jpgjyouetsuensei6.jpg
負けじとこちらも囮を泳がすものの思った以上の苦戦を強いられ3匹の天然鮎を掛けただけで納竿。
天然鮎遡上河川の厳しい洗礼を浴びた1日目でした。

2日目は一気に村上まで北上し鮭で有名な三面川に立ちます。
jyouetsuensei7.jpg
こちらも天然鮎の遡上河川としては有名な場所ですが。。。
jyouetsuensei8.jpg
さすがにここも激戦区。
まるで鬼怒川のように。。。入った場所の上・下流にはヤル気満々な鮎釣り師がビッシリとひしめいています。

そんなハイプレッシャーな川に囮を放った直後 いきなり竿が下流に引き込まれファーストヒット!
上がってきたのは今釣行で一番型の良い鮎。
jyouetsuensei9.jpg
西瓜の匂いをプンプン匂わせた綺麗な魚体を暫し眺めてから 鼻管を取り付けて再び川に放ちます。

しかし反応はあるものの思った以上には掛からずもう1匹を追加したところでタイムアップ。。。
jyouetsuensei10.jpgjyouetsuensei11.jpgjyouetsuensei12.jpg
天然鮎+遡上河川=入れ掛かり の公式を夢見てきましたが現実はそんなに甘いものではありませんでした。

友釣りシーズンも残すところ後僅か。。。
望みの遠征もパッとせず 今後果たして満足のいく釣果は得られるのか。。。
あぁ。。。1度でいいからひとりでこのぐらい釣ってみたいっス!
jyouetsuensei13.jpg
それではっ!

August 17,2012 Fri   鮎釣り  | COMMENT(2)




witten by ぐれごり
世界中
うんうんする
2


思い立ったが吉日!

このところの日差しの強さを仕事中に感じていたのでコレは良いはず
速攻PCで天気予報と河川状況をチェックして会社には不幸ができたと連絡を入れて
過去に何人成仏させたか解らない親戚をまた一人増やして川に向います。。。
yasundeayuturi1.jpg
でも大体そんな休みをとったときに限って物事はうまくいかないもので。。。

いつも利用しているおとり屋が今日に限って開いて無くて おやじを待って小1時間程待ちぼうけ。
知り合いが大釣りしたって言う情報を鵜呑みにして初めてのポイントにダッシュで向かい
やっと手に入れたおとり鮎を川に放してみるも全くアタリ無し。
yasundeayuturi2.jpg
ここでおとりを引き殺してしまったら元も子もないので諦めて違うポイントへ。
yasundeayuturi3.jpg
シメシメ釣り人がいないぞっ!と思って始めてみますが
対岸で跳ねる鮎の姿が視認できるものの ここのポイントも一向に掛る気配は無し。

今日はもう駄目かと思いながらも何ととか泳げそうな一匹を選んで鼻管を通し流れに放ちます。
おっ!結構良い泳ぎしてるじゃんと思いながら流れるままに下流に下ったところで待望の初ヒット!
yasundeayuturi4.jpg
追星クッキリ 脂鰭まで黄色に縁取られた一匹を何とかキャッチできました。
yasundeayuturi5.jpg
型は大きくは有りませんが痺れる釣況の中でやっと流れから顔を見せてくれた嬉しい一匹。

でもこの後が続きません。。。
再度場所替えを行うも終いにはおとりの周りを跳ねる鮎に馬鹿にされる始末でゲームセット。
yasundeayuturi6.jpg
せっかくの計画的犯行釣行でしたが残念な結果に終わってしまいました。

わざわざ休みを取って手に入れたのは一匹の鮎と
『また葬儀会場は外だったのか?』って会社でイヤミを言われるくらいの日焼け跡。。。
でも少しはストレス発散できました。

さぁ次は誰殺すっぺ?

それではっ!

July 28,2012 Sat   鮎釣り  | COMMENT(4)




witten by ぐれごり
世界中
うんうんする
1


解禁から既に2月が経過 県内河川の状況は沈黙を続け良化しないまま時間だけが過ぎていきます。
ふと周りを見渡せば みんな諦めムードを蔓延させ最早地元の河川を見切って遠征を実践している
人たちもチラホラ。。。

そう言いながらも週の中頃にもなればホームグラウンドが気になり 週末を前に気持ちはソワソワして
結局のところいつもの如く早朝から家を飛び出す始末。

今日は名人Sさんも久しぶりに竿を出すと聞いていたので早めに有望ポイントの下見を開始。

実績の上がっているポイントを中心に何箇所かチェックしていると流れに竿を出すSさんを発見!
いつもならばゆっくりと社長出勤してくる人が何故か今日はポイント確保のために早朝出動。

橋の上から川を眺めて鮎の居場所を見定めたところで 遅ればせながらこちらも準備に取り掛かります。
ayuturi5-1.jpg
ギラギラと平を打っていた辺りの流れに囮鮎を送り込むこと数分。。。
もつれるようなアタリのあとに下流に流れ下った鮎を抜き上げ今日の一匹目をGET!
ayuturi5-2.jpg
釣れたばかりの鮎を囮と交換し二匹目の泥鰌ならぬ鮎を狙って流れに放ちます。

しかし 友を連れてくる気配は無く 大量の刈り草も流れてきたのでこのポイントを諦め次に。。。
ayuturi5-3.jpg
到着するやいなや川から上がってくる釣り人二名。

話を聞けば鮎の姿は見えるが 全く追い気が無いとのことなのでここで昼食を取ってから
ゆっくりとポイントに向かいます。
ayuturi5-4.jpg
先行の釣り師が言っていたとおり目を凝らしてみると水中には群れ鮎が悠々とクルージング。

これは交通事故みたいな掛かり方を狙わないと釣れないと判断し群れに囮を放ちますが
群れ鮎は囮を避けるようにして逃げ回るばかり。
ayuturi5-5.jpg
少し変化が必要と判断し 流れのある瀬の中に囮をぶち込むため鼻先に錘をかませます。

コツンと軽いアタリのあとにスルスルっと上がってきたのは天然遡上のチビッ子鮎。
サイズこそ小さいものの魚体は惚れ惚れする美しさで良くぞここまで上がってきたものだと感心。
ayuturi5-6.jpg
この小さいけどヤル気満々な鮎を囮に流れに放つと縦横無尽に流れの中を駆け巡っているものの
これまた後が続きません。。。

数時間粘ったところでここも諦め最終ポイントへ。
ayuturi5-7.jpg
ここは3時以降が良いとの名人Sさんに言葉に従い囮に鼻管を取りつけ流れに放ちます。
しかし川底をギラッギラッと駆け上っていく鮎の姿が視認できるものの鮎は掛かってくれません。

対岸下流にひとり釣り師が入ったところで 鮎の通り道が変化しスイッチが入ったのか
下流に目印が持っていかれます。

待望のヒットは今日一番の型。 しっかり背掛かりで元気な一匹。
ayuturi5-8.jpg
でも今日の傾向なのかその後が続かずゲームセット。
ぐるぐると囮が循環する釣りが体験できずポツポツと拾い歩く釣りの一日はドッと疲労感も溜ります。

なかなか良い釣りができない日々が続くので 遠征を含め夏休みにはテコ入れが必要なのか?
腕の悪さは棚に上げ 悩み多き迷人は途方に暮れています。
ayuturi5-9.jpg
それではっ!
この記事へのトラックバックURL
https://carcle.work/TrackBack.ashx?TR=HVydBlvc0sYmuvKhPXNoNA%3d%3d

July 25,2012 Wed   鮎釣り  | COMMENT(0)




witten by ぐれごり
世界中
うんうんする
1


サンデーアングラーなら誰でも憧れる平日釣行。
休暇を取って土・日には味わえない至福の一時を期待していつもの釣り場へ。

とは言うものの。。。
毎日が日曜日 羨望のリタイア組を筆頭に平日休みのお仕事の方もいるので
好きな所でどこでも竿が出せるって訳ではありませんが土・日に比べたら断然空いています。
heijitsuayutsuri1.jpg
heijitsuayutsuri2.jpgheijitsuayutsuri3.jpgheijitsuayutsuri4.jpg
あちこちウロウロとポイントを見比べてみますが長い時間の移動では囮が弱るだけなので
結局は釣り師の性で前回入った場所へ。

先日の台風の影響で水量が増えてしまい泣く泣く釣りを断念した日曜日に比べると
平水気味に落ち着いてきてはいますが 餌になるアカも飛んで鮎の姿が視認できません。
ここで一時間ちょっと囮を引きずり回してみたもののアタリは『0』。

早々とこのポイントに見切りをつけて今シーズンは未だ竿を出していない水系に
heijitsuayutsuri5.jpg
釣果ではあまり良い話を聞かない場所ですがポイントの新規開拓も含め探りを入れます。

対岸に渡り囮鮎をそっと放して水中に沈む石の周りを泳がせること暫し。。。
heijitsuayutsuri6.jpg
根がかりを避けるために囮をフッと持ち上げた瞬間ガツーンと待望のヒット!
囮鮎共々流れに乗って下流に下ってグイグイと竿を曲げていきます。

前回名人に教えていただいた掛け針を使っているので強引に引き抜いてもバレません!

釣ったばかりの待望の一匹目を囮にして流れに離すとすぐさまアタリ!
これぞ入れ掛かり!
まさに鮎釣りで良く言う循環の釣りに突入です。
heijitsuayutsuri7.jpg
結局ほんの小一時間 このポイントでは5匹ゲットし下流に下ってもう1匹を追加。
駄目もとで場所替えしましたが大正解でした。

しかしこの後が続かず本日はこれにて終了 次の釣行に備え他のポイントを下見します。
heijitsuayutsuri8.jpgheijitsuayutsuri9.jpgheijitsuayutsuri10.jpg
増水で竿を出せず今にも禁断症状が出てきそうな状態でしたがなんとか鬱憤が晴らせました。
友釣り依存症も次の休みまでは何とか小康状態に落ち着きそう。。。

友釣りはいる所を探り当てれば必ず掛かるトレジャーハンティングのようで非常に難しいですが
次に来るまで掛った時の手に残った感触を忘れずに仕事励みます!
heijitsuayutsuri11.jpg
それではっ!
この記事へのトラックバックURL
https://carcle.work/TrackBack.ashx?TR=ALpMI1W4UcKCiAlhrjRXKw%3d%3d

June 28,2012 Thu   鮎釣り  | COMMENT(2)




1DAY 1CLICK 活動
プロフィール
ぐれごり
ぐれごり
FIAT5001.2POPバニライエローに乗っています。
愛車情報
カーとも
参加グループ
広告
カウンター
Counter
2024年5月
1
先勝
2
友引
3
先負
4
仏滅
5
大安
6
赤口
7
先勝
8
仏滅
9
大安
10
赤口
11
先勝
12
友引
13
先負
14
仏滅
15
大安
16
赤口
17
先勝
18
友引
19
先負
20
仏滅
21
大安
22
赤口
23
先勝
24
友引
25
先負
26
仏滅
27
大安
28
赤口
29
先勝
30
友引
31
先負
新着記事
記事検索
検索語句
カテゴリ
最近のコメント
最近のトラックバック
タグ
アーカイブ
その他機能
RSS 2.0 Feed
ゲストブック
ブラウザのお気に入りに追加

 
ブログ購読
このブログが更新されたらメールが届きます。
メールアドレスを入力してください。
ページ下部へ移動する
ページ先頭に戻る