山岳信仰で有名な大山では豆腐も名高く 是非一度は試しておきたいと思っていましたが
やっとチャレンジする機会が巡ってきました。
とはいうものの。。。不慣れな道をカーナビ頼りに何とか到着。

お目当てのお店の開店はまだなので お腹を空かせるために周辺をサンダル履きでプラプラ散策。

阿夫利神社へと続く長い参道を進んでいくと 所々に現れる仲見世の軒先を眺めながら先へと進み
石段に嫌気が差してきた頃にやっとロープウェイの駅に辿り着きました。

とってもチャーミングな顔つきの車両が急斜面を引き上げられると終点の阿夫利神社駅に程なく到着。
ココの標高は678m。。。熱気が籠っていた満員の車内から解放されたのももあってか涼しく感じます。

最後に 駅から続く石段を一歩一歩登り詰めていくと阿夫利神社に無事着きました。

凄く御利益有りそうな雰囲気なので タップリとお願い事をしたのは言うまでもありません。
ホンの僅かな滞在時間でしたが 下りは赤いケーブルカーでGO!

登り同様色違いのキュートな車両に癒されつつお店に戻ると時刻は丁度お昼過ぎ。。。

チョット遅くなったので もしかしたら混んでるのかも。。。なんて少し心配してましたが
すんなりと席に着けました。
ココで頂けるのは豆腐料理なので 恐らくアッサリとした食事なんだろうなぁって予測してましたが
運ばれてきたランチセットは想像を遥かに凌ぐボリューム。

綺麗に盛り付けられた料理が目に美味しさを訴えかけてきて何とも食欲をそそる感じです。
まずは大山豆腐そのものを。。。

一口掬って口の中に滑り込ませれば 濃厚な大豆の旨みが舌の上から口の中一杯に溶け出します。
素の旨みを堪能した後は 胡麻豆腐と豆腐の味噌漬けを頂戴します。

味噌漬け豆腐は その上に乗っかった山葵と共に口に含むと喉が冷酒を欲しがる一級品の肴。
しみじみと豆腐と酒は切っても切り離せない親密な間柄だってのいうのを改めて再認識。
そしてメインメニューの湯葉丼は 餡が絶妙にマッチしてズババッてかっ込みたくなる衝動に駆られます。

口の中に含んで舌の上から喉の奥深くへ滑り落ちて行くまでの間 延々と続いていく美味しさは
湯葉を知り尽くした調理方法で創り上げられているんだろうなっていうのがつくづく解ります。
目もお腹も大満足!
とても奥深い豆腐料理の世界の入り口をチョットだけ覗かせてもらったひと時でした。

それではっ!