つくば学園都市。
国内の名だたる研究機関が集約されたこの街には その研究成果を見ることができる施設が色々とあって
見学目的で訪れる人も後を絶ちません。
そんな学園都市の研究施設のなかから今回訪れた場所は産業技術総合研究所。
そもそも。。。そんな研究機関があることさえ知りませんでしたが産業技術開発を総合的に行う
国内最大級のこの公的研究機関が展開するサイエンス・スクエアつくばに入ってみます。
中に入って目に飛び込んできたのはTVで見たことがあるタテゴトアザラシの赤ちゃんをモデルにしたロボット。
正式にはメンタルコミットロボットと言うそうですが。。。こんなものも開発している場所だったんですね。
パロと名づけられたこのロボットは子供や高齢者の癒し『アニマルセラピー』を目的として開発されていて
撫でたり抱っこしたりするとキューっと とっても愛らしい声で鳴きながら体を動かして反応するので
疑似体験ですが本物のように可愛らしいと思えてくるから不思議。
この福祉への活用方法であるロボット・セラピーをはじめ人間の代わりに働くヒューマノイド・ロボットや
人間同様に立体的に物体を認識するために必要な3次元視覚システムを搭載したロボットの眼など
最先端のロボット工学を筆頭にありとあらゆる科学分野の最先端技術の研究成果を紹介しています。
そのすぐ隣には同じ産業技術総合研究所の地質調査総合センターが地質標本館を展開。
ここでは地質と地下資源をはじめとしたテーマ毎の分類を展示していますが 個人的に興味をひかれたのは
化石と鉱物の展示エリア。
各種恐竜等以外にもアンモナイトや三葉虫等の化石がゴロリと並んでいて
実際に手にすることができる不気味なマウスのような化石や
普段なかなか目にする機会が無い 珍しいものもあってショーケースを前に思わず足が止まります。
化石以外にも鉱物のエリアには暗闇で光を放つ石
多彩な色彩と魅力的な輝きを見せる石たちがゴロゴロとあって
非常に魅惑的なお宝に見えてきます。
こんなミュージアムが街のあちこちに点在するつくば学園都市の放浪はまだまだ続きます。。。
それではっ!