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本当に久しぶりにホームグラウンドに立つと感覚的には全くの部外者って感じ。

日々変わりゆく季節に追従することができずに目の前から過ぎ去っていった今年の夏の釣りモノ達。。。
迎えた秋の釣りモノも状況が全く分からないと素人同然にポイント探しからスタートしないと駄目でして
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ぼやっとしてると既に夕闇一歩手前の夕マズメの時間帯で こうなると頼りになるのは先行者の姿だけ。

よくよく見てみると確かにココにいなければ他に竿を差せる場所は無いだろうなって場所でやってます。
そんな熱心な釣り師のお邪魔をしない程度の距離を保って 仕掛けをセットしたら即釣り開始。

程なくすると先にスタートした妻ごりの穂先に待望のアタリ!
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イェ~イ!って余裕のピースサインで挑発してくれちゃってもぅ。。。

近寄って見てみると。。。オォ~一年振りに逢えたコノ愛らしい顔。
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秋の釣りモノとして我が家の年中行事の一つとして組み込まれている鰍との再会です。

こんな姿を見せつけられると俄然コチラノ闘志にも火が付くってもんなんですが。。。
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釣りたい一心ビームが周辺に出まくってしまったのを察知されちゃったのか
ソレらしいポイントに餌のイクラをいくら押し込んでもウンともスンとも反応が有りませんっ。

『もぅ下手糞かっ!』て自信を無くしかけたところで やっとコチラにも待望のアタリ!
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何とか釣れてくれた今シーズンの初物はとっても小さいけど嬉しい一匹。

この間にも妻ごりにはソコソコアタリは来ているようなんですが これがまたフッキングしないみたい。
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こちとら元来の釣り人気質でジッとしてられないので縦横無尽にウロチョロ動き回っておりますが
ポイント移動が報われずアタリに繋がらないってのが辛いトコロでして。。。

そんなジリジリと痺れまくるコンディションの中でやっとキャッチしたのは本日一番の大物。
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鮎釣りで来ているこの水域ではソコソコの型ですが 鬼怒川水系ならばレギュラーサイズ以下。

そんな悪口が水中に伝わってしまったのか そのあとはまたもや川がヘソを曲げて静まり返っちゃいました。
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大きく場所を移動して下流のポイントまでズンズン探し回ってみましたがもう全く後が続きません。

結局 対戦成績は2対2のドローでゲームセット。
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残念ながらコレでは晩酌のつまみにもならないのでみんなもとの住処に戻してあげました。

いやぁ~それにしても数釣り対象の鰍がこんなにも釣れないなんて
一体全体何処行っちゃったのぉ。。。
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それではっ!

November 1,2014 Sat   釣り  | COMMENT(0)




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夏休み明けに行った鮎釣りの後は 二月程竿を振る機会も無く魚の顔を見ない生活が続いてましたが
コレはさすがに精神衛生上よろしくないので 単身赴任中の神奈川の管理釣り場に出かけてきました。

朝は7時からの営業ですが それに間に合うように行く気力は全く無く大井松田まで小一時間程度掛けて
8時頃に開成フォレストスプリングスに到着。
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ココには以前オープン間もない頃に来たことが有るので 何年振りかの再訪です。

まずはレストハウスで半日のフィッシングライセンスを購入し 釣り場内のルール説明を受けます。
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エリア内にルアーフライ専用ポンドが三か所あるうち フライロッドを振れる場所は限られているようなので
先行者に御挨拶して 少しでもバックスペースが取れそうな場所に入らせてもらいます。
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タックルを準備しながら周りを見回してみると活性が高く皆さんガンガン釣りまくり。
近くで釣りあげた釣り人のウキ下の長さをチェックしながら コチラも仕掛けを作り上げて振り込みます。

しかし全然当たらない。。。水中を良く見ると魚は上ずっていて棚はめちゃ浅っ。

なので思いっきりウキ下を短くして誘いを入れたらやっと来ました!
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待望の一匹目は綺麗な虹鱒。

一年振りの管釣りにチョコッと手間取りましたけど 何とか型が拝めて一安心しました。
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しかし この後もココの難解なパターンが読めなくて忘れた頃にポツリポツリと釣れる展開。。。
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でも釣れ上がってくる魚のコンディションは抜群で綺麗なんだよなぁ~。

確かココの魚は白河にある林養魚場の魚だったはずなので福島美人なのかもねぇ。
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あんまりにも釣れないと 周りを見回す余裕もタップリあるもんで大空にパラグライダー発見!
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上手い事サーマルを捕まえてフワリフワリと青空に舞い上がって気持ちよさそう。

そうこうしている間にも時間は過ぎて 残り一時間位になったトコロでやっと本日の当たり針を見つけました。
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何のことはない管釣り虹鱒釣りのド定番。。。マラブーの黒とチャートリュース。

コレに変えたらバイト数が格段に増えて 時折ワンキャストワンフィッシュなんて入れ食いも。
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普通パタッとアタリの止まる昼前にも釣れてましたから ここではコレが正解だったみたいですねぇ。。。

終了間際に何とか面目を保てたので気分良く昼食を頂きます。
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ココのレストハウスには立派なレストランも付いていて 食事のお楽しみも味わえるって寸法でして

注文して待つこと暫し。。。
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何だかとっても美味しそうなスパゲッティナポリタンが登場!

パルメザンチーズをタップリかけてスパゲッティをグルグルっと巻き取ったらズババッと吸い込みます。
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魚釣りは勿論 美味しい食事も楽しめるのはフォレストスプリングス系の伝統です。

いやぁ~久しぶりの釣りで少しはリフレッシュできたかも。
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それではっ!

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October 21,2014 Feb   釣り  | COMMENT(5)




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4


釣り人ならば渓流に続き鮎釣りも終わって初めて夏の季節が去って秋に突入したと実感する10月。
毎年この時期になると始まる秋の風物詩 鰍釣り。

そんな鰍釣りの今年の状況をチェックしに向かった先は鬼怒川の河原。
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釣りとは言っても非常にシンプルな道具でできるこの遊び。
子供や女性にも手軽に楽しめることから週末ともなれば河原のあちこちに多くの家族連れが見えます。

そんな鰍釣りの道具ですが
金魚竿と呼ばれる1mくらいの長さの竿に ハリを付けた10cm位のハリスを取り付けて
おもりをセットするだけ。
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後は餌となるイクラを 釣具屋さんか近所の魚屋さんで手にいれれば準備完了。
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この時期 産卵のために岸寄りの浅場に寄ってきた鰍は水中にできた石と石の間の隙間に潜んでいますので
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この隙間にできた穴に餌を付けた針を落とし込んで待つこと暫し。。。
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竿先を小刻みに震わせる感触が手に伝わってきたところで穴から仕掛けを引き抜くと。。。
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鰍がこんな感じに姿を見せてくれます。
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釣れた鰍を入れるのにはPETボトルやバケツがあると便利でして。。。
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釣れた鰍は塩焼きにしたり 素焼きして内臓を抜いた後にから揚げや骨酒も楽しめます。

いよいよやってきた秋の釣り。
本格的に釣れ出すのはこれから更に気温が下がって秋も深まってくる頃ですがぼちぼち楽しめそうです。
kajika12.jpg
それではっ!
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October 17,2012 Wed   釣り  | COMMENT(0)




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東北トリコローレ2012の開催前日 土曜日は栃木から庄内地方を目指してロングドライブ。

今回のイベントに合わせて 本当に久しぶりにこのエリアに来れることを密かに楽しみにしていましたが
いそいそと向かった先は伝説の巨大魚 タキタロウの棲む 大鳥池。
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以東岳の直下に位置する原生林に囲まれ四方から流れ込む沢水を湛えた水深68メートルの高山湖。

90年代中頃に 釣果確率が高まる頃を見計らって東北道を経由し山形道と国道112号をひた走り
登山道の泡滝ダムに車を停め 目一杯の荷物を60Lのザックに詰めこんで息も絶え絶え登山道を進み
冷水沢から源太沢出会いを抜け最後のつづら折れを喘ぎながら登って大鳥小屋を目指したのも 
もうだいぶ前の話になってしまいましたが 今回はその入り口にあたる朝日屋まで向かってみました。
maboroshinokaigyo2.jpgmaboroshinokaigyo3.jpgmaboroshinokaigyo4.jpg
どんどんと奥へと進んでいくにしたがって記憶の中に残っていた風景と現実の風景がマッチしていきます。
思っていたよりも昔とあまり変わらぬ景色は 時間が止まってしまったかのように残されていました。

そして終着点の大鳥登山口 佇まいは昔のままの朝日屋に到着。
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以東岳から朝日岳を縦走する登山客を迎え容れる準備なのでしょうか?中から慌しそうな声が聞こえてきます。

そんな朝日屋の直ぐ傍にあるタキタロウ館で遅い昼食を摂ります。
前に入ったのは完成間もない頃だったので さすがに老朽化している現実の姿を見ると月日の流れを感じます。
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なにはともあれ蕎麦をかっこんでお腹もやっと満たされたところで併設されている資料館へ。

身の丈3尺3寸とも5尺とも云われているタキタロウ。 産卵期の鮭の雄のように大きく突き出た下顎に重なる
上顎は裂けて三つ口状で兎の如き風貌を持ち合わせ その身は赤身で美味であるとも伝えられています。
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これぞ伝説の巨大魚 タキタロウ!。。。の想像模型。
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内部に展示されている貴重な資料を総合すると現実的に捕獲できているのは70cm程の巨大な魚。
でもこれがタキタロウなのかもよく解らないのですが。。。
この捕獲された個体を解析した専門家の結論からすると岩魚の種類に近くアメマス系のニッコウイワナや
オショロコマに近いエゾイワナとの判断が下されています。

確かに大鳥池には白点のあるアメマスタイプと朱点の混じるニッコウイワナっぽいタイプの
二種類の岩魚がいるのを過去の釣行時に現認しています。
maboroshinokaigyo11.jpgmaboroshinokaigyo12.jpgmaboroshinokaigyo13.jpg
いままでの数度の釣行で大鳥池で釣ることができたのは35cmオーバー位までの岩魚なので
ここに展示される70cmの巨大魚は岩魚釣りの常識から考えると信じ難いくらいのBIGサイズ。

この大鳥の東に位置する大岩魚釣りの聖域 八久和でも70cmというサイズは聞いたことがありません。
maboroshinokaigyo14.jpgmaboroshinokaigyo15.jpgmaboroshinokaigyo16.jpg
いずれにしてもこの個体の倍以上あるのがタキタロウだとすると その姿形から該当するのはイトウ位しか
頭に浮かんできませんが大鳥池は山間の閉ざされた水域。
降海できる条件下ならいざしらず陸封されているイトウがそこまでの大きさに達するにはあまりにも条件が
悪すぎるような気がします。

しかもその身は赤身であるとするならば降海型の鮭・鱒類のように甲殻類を採っていないと身は赤くならない
と思われるので 池に多く生息している赤腹のイモリでも常食しているのでしょうか。。。

かくして謎のベールに包まれたタキタロウは 今なお多くの釣り人の心をグッと掴んで放さない怪魚として
周りの下世話な喧騒を他所に湖底深くでひっそりと息を潜めているのでしょう。
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それではっ!
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August 8,2012 Wed   釣り  | COMMENT(3)




  爪痕
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今年は事前のサンプリング調査で4月からの新基準値 放射性セシウム100ベクレル/kg以上を
オーバーしたこともあってか県の要請で県内河川のほとんどが解禁延期となってしまっていて
いつもの年ならば三月の第一日曜日はホームグラウンドにしている渓流の解禁を迎えているのに
年券を買うことすら躊躇しています。

そんななか同じ管内の別河川でサンプリング・データが新基準値以下であった流域で
解禁を迎えたようなので状況を下見してきまました。
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今まで長いこと この漁協の管内で渓流釣りを楽しんできましたが
こんな物騒な看板を見るのは当然初めて。

既に解禁から一週間が経ったとはいえ釣り人の姿もまばらで何だか寂しい感じです。
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小雨も降っていて身体的には辛いコンディションとはいえ いつもの賑わいは感じられません。
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川底が見通せるほどの透明度で凄く綺麗な川なのに。。。
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漁協にとっても苦肉の策での解禁だったようですが釣り人の反応はいまいちのよう。

自分はこの下流域での鮎釣りもセットで楽しむために全魚種年券を購入する計画ですが
当然 鮎も新基準値の影響は受けるのでサンプリング結果を待って判断するしか無いのかも知れません。

以前新基準値について発表があった時に概ねこうなることは予想していたとはいえ
実際こういう事態を目の当たりにすると凄く複雑な気持ちで一杯になります。

そんな胸の内をかっぱに見透かされてしまいました。
kappa.jpg
愚かな豊かさを求めた結果の代償はあまりにも大きく
この先何年・何十年と目に見えない敵が立ちはだかり
毎年ごく普通に過ごしてきた事ができなくなる。

失ってしまったものの大きさはこんな遊びの一端にさえあらわれて
お前ら人間は一体今まで何をしてきたんだ!って。。。

明日 震災一周年を迎えますが亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りします。

March 10,2012 Sat   釣り  | COMMENT(2)




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