以前
びしゃもんの焼うどんを食べに来た時 食後の周辺散歩で見かけた長蛇の列
何故こんな裏道にあるお店に 並んでまで食べたいものがあるのか一度きっちりと確認すべく今市へ。。。

若干下界の宇都宮より涼しいだろうと期待していましたが ここでも太陽は容赦なく照りつけているので
空気はしっかりと暖められていて正直暑いっ!

そんな中 既に皆さん長蛇の列をつくって並んでいるのは 天然氷 松月氷室。

覚悟を決めて最後尾に並んでみましたが あまりの人の多さに若干ビックリしつつ警備員に1時間位は
待つようだととどめを刺されます。。。

普段は並んでまで食べるのは嫌いなタチなのですが 今回はキッチリと勝負したい日光 天然氷。

不勉強な我々はお隣の会話を気にしたり 訪れた車の県外ナンバーをチェックして人気の高さを思い知ります。
こんな長蛇の列を毎日観察している警備員の読み通り キッチリと1時間しっかり並ばせて頂き店内へ。

一枚板の看板にこのお店の本気度をヒシヒシと感じつつ やっとお目当ての物を頂きます。
はじめて食べる天然氷のかき氷!
見た目 結構てんこ盛りに盛られているのでインパクトも有ります。

妻ごりはとち乙女のシロップがけで ぐれごりは王道・抹茶あずき練乳がけをチョイス。

それでは長時間並んだ甲斐があるのか確かめるべくさっそく頂きます!

ウォ~旨~い!
口の中に入れた瞬間に凄く柔らかく優しい口当たりを感じ 気がつけば静かに溶けているまるで淡雪。
こめかみが痛くなったり歯に沁みたりなんて事は一切無くあまりの旨さにワシワシと食べ進み速攻完食!
この日光の天然氷 古くは徳川家もこれで涼をとった由緒ある一品で 明治27年創業の松月氷室では
昔ながらの製法を頑なに守り伝統を絶やさぬ名店。
このような天然氷を造るお店は今や全国に4軒しかなく その2軒が今市にあるのは天然氷の製造に適した
厳しい環境をこの地が有しているからだそう。
1時間並んで食べるのは10分と掛らない儚い瞬間でしたが
身も心も束の間の暑さを忘れられる涼やかなひとときでした。
長蛇の列で熱中症になる前に食べられて良かった!
それではっ!