今季最終戦と称して先々週の平日に休暇を取り桧原湖氷上ワカサギ釣りに臨んでたんですが
暴風吹き荒ぶ氷上にテントを張るのを躊躇い 釣り宿の営業小屋にしけ込んで糸を垂れてました。
でも。。。
テントと勝手が違う大名釣りに納得できず 三連休最後の日曜日に仕切り直しで出かけてきました。
我々の住む下界は 既に春めいた陽気に変わってきているというのにさすがにココは雪国。。。
事前にチェックした天気予報では 北塩原村は朝は雪でその後は一日中雨の予想。

最後の釣行を惜しんでくれているのか なごり雪がヒラヒラと天から舞い落ちてきます。
そんな風情を感じられてたのも束の間。。。駐車場に着いた頃にはヒラヒラがドサドサに変貌中でして

更に凶暴性を増してガンガン降ってくる中 釣り支度を整え氷上に向います。
先週の釣行で納得できなかったのは 自身で苦労しながら釣り座を決める決定権が無かったって事。

今日が最後と思うと これでもかって位沢山穴を開けてアタリを引きたいのですが。。。
前日から降った重たい雪の影響で氷厚も増して穴開けもかなり体力を消耗する重労働になってます。
中々良い場所に巡り合えませんが 何時にも増して手強い穴開け作業に疲労困憊気味なので
今まで掘った中で一番反応が良かった穴を中心にテントをセットすることに。

周りは不用意に歩き回るとズボッと雪面を踏み抜いて膝下まで足が嵌まってしまう状態になってますが
今日はココで頑張ります。
水深は17m。
魚探の振動子が氷面下にまで届かず乱反射しているせいか 湖底上1m位まではゴースト映像が。。。

魚探に映る仕掛けを見ながら底から1mより上に入ってくる群れを狙い撃ちする釣りを徹底します。
今日の仕掛けはチモトに朱留が付く今シーズン一番お世話になった信頼の一品からスタート。

先に釣り支度を済ませた目の前の名人が先制の一匹目。

負けじとコチラも応酬します。

魚探には相変わらず宙層に浮いて入ってきている群れの映像が映し出されていますが
回遊ポイントと少しズレているのか 口を使ってくれるワカサギが寄ってこないので釣果は伸び悩み。。。

猛吹雪だった外の天気も いつしか日が差して雲の切れ間に磐梯山が顔を覗かせてます。

強い日差しで雪面が照り返されるとテントの中はサウナ状態に変わってくるので結構暑い。。。

この後もどんどんと太陽の勢いが増して天気が良くなってきたことで氷面下の状況も変わったのか
数少ないアタリは益々遠のいて激渋タイムに突入。

色々と手を変え品を変え少ない引き出しの中身を総動員して考えられることを試してみますが
一向にペースは上がらぬまま。。。
もはやこれまでと終了時間間際にあがりの一匹を取ったところでストップフィッシング。

今シーズン合計6回上った桧原湖の氷上釣りもこれにて終了。
結果は残念ながら束にも届きませんでしたが 思い残す事無くやりきった感があって納得できました。

色々と新たな発見もあって ますます氷上ワカサギ釣りの魅力にドップリと嵌まった今シーズン。
一度として同じ状況にはならないその時々の難しさがあるからこそ飽きずに通い続けられたのかも。
氷上で繰り広げられるマイクロフィッシュとの熱い戦い。。。
そんな楽しいフィールドを提供してくれる福島に感謝しつつ 既に頭の中は来年の氷上を駆け巡ってます。

それではっ!