ここのところお彼岸‣GW・お盆のタイミングでしか竿を差すことがなかった山梨のホームリバー。
今回もまた春の彼岸に合わせて帰省したついでに年券を手に入れ 竿を片手に河原に向かいますが
既にこのエリアは解禁を迎えていて殆どの渓魚が釣りきられているはずなのであまり期待はしません。
あわよくば遊んでくれる魚がいれば儲けもの位の軽い気持ちで。。。

伸ばした竿先に短めの仕掛けを取り付け 魚の居つきそうなポイントに餌を付けた針を振り込むと
クククッと如何にも小物らしい派手なアタリとともに上がってきたのはチビッ子山女魚。

昨秋稚魚放流された個体なのか 小さくてもクッキリとパーマークが鮮やかな魚体を見せてくれました。
上流の流れの脇の暖流帯に餌をポトンと落とし 流れていた目印が止まった瞬間合わせを入れると

解禁時に釣りきられなかった成魚放流の山女魚がバックりと餌を飲み込んで上がってきました。
この上の流れ込みのポイントで同じくらいのサイズをもう一匹追加。

まだ十分なコンディションに回復してないせいか 針掛かりしてから山女魚特有の抵抗を見せることなく
すんなりと上がってくるので 次に会うときにグッドファイトを見せてくれるようお願いして流れに帰します。
更に上流に向かって歩みを進めていくと。。。

流れの開きに落とした餌にガバっと喰らい付いてきたのは虹鱒。

ココは元来山女魚しか生息しないはずなのですが このエリアを統括する漁協の方針なのか
それとも釣人の要望なのかは良く分かりませんが 虹鱒以外にも無差別放流が行われてます。
朝飯前のホンの小一時間遊ばせて貰ったところでこの日は納竿。

今年度から始まった神奈川での新生活で 今までよりもグーンと近くなった山梨河川への渓流釣行。
明けて4月の第一週の放流日に再び川に立ちこみました。
前回から丁度二週間後に再び同じポイントを攻めていくと あれだけ居た山女魚は姿を隠してしまい
ブルック混じりで虹鱒ばかりが釣れ上がってきます。

釣った魚達をズック魚籠に押し込み 放流場所から少し離れたポイントに再放流するのが今回の狙い。
もう少し陽気が暖かくなって虫達が飛び交う頃に フライロッドを振って毛鉤で遊ばせて貰いたいので
広範囲に魚を散らす作戦を実行してますが 警戒心薄い虹鱒ゆえ釣りきられるだろうなぁ。。。
GWまで何とか頑張って生き残って欲しい。

それではっ!