季節が冬から春に移ろい行くのに伴って天がもたらす融雪の雨。
そんな雨でも花粉症の身にあっては今の季節の雨は絶好の外出判断材料。
わざわざ雨天を狙って出かけた先は小江戸栃木 蔵の街。
北関東有数の商いの都として栄えた栃木市が蔵の街として栄えた理由は
例幣使街道の宿場町と巴波川(うずまがわ)の舟運により発達した江戸との交易により
隆盛を極めた商人達が巴波川両岸に競って土蔵を建てたことが発端となっています。

豪商達の栄華の跡が見られる巴波川からしばし街中をブラリ散策。

歩みを進めると街のあちらこちらに気になるものが見え隠れします。
近辺は江戸時代末期より瓦の産地としても栄えたようで守護神 鬼瓦も睨みを利かせてます。

なんとなく郷愁を感させるる土蔵も いまだ現役で見世蔵(店蔵)として活躍。
そんな見世蔵とは別に交番や。。。

美術館までもが蔵造り。

例幣使街道沿いにも立派な店舗が軒を連ねます。

目を惹く建造物はまだたくさんありますが 僅かばかりの時間ではとても見きれません。
ぐるり一周の最後で再び巴波川に戻ると 生憎の雨の中ですが遊覧船満杯の観光客。
古きよき時代の遺産を川目線で眺められて まるでタイムスリップしたかのような気分に浸っているよう。。。

ほんの束の間でしたが 粋で洒落た風情有る街並みに目を奪われる素敵な時間でした。
それではっ!