そして、テスラといえば自動運転レベル2を実現した、オートパイロット。
基本的には高速道路限定ではありますが、入り組んだ首都高ですら勝手に走ってくれることには感動すら覚えます。自車が分岐・合流するような場面では迷うことも多いので油断は禁物ですが、都市高速以外ではなんの問題もないでしょう。
走行中にメーターを見ると、自車が車線内のどのあたりを走り、周りにいるのが乗用車なのかトラックなのかを識別していることがわかります。
ウィンカーをあげれば車線変更も勝手にやってくれます。後続車も認識しているので、接近車両がいるときは車線変更はしません。
また、iPadを2台並べてもお釣りが来そうな大型ディスプレイには、ナビ画面と同時にリヤカメラの映像を表示させることもできますから、周囲の状況確認もバッチリです。
そして、常時ネット接続されているので地図データは最新、なんならブラウザで調べ物までできちゃいます(走行中はダメですよ!)。
さらに、ネット経由でアップデートして、クルマがマイナーチェンジします。
…これだけだと意味不明ですが、iPhoneのOSをアップデートする感覚でテスラのプログラムをアップデートすることができ、新機能が増えたり、性能アップしたり、エラーが修正されたりします。
将来的には、ECUの書き換えみたいなイメージで性能アップさせたり、いわゆる「ノーマル・コンフォート・スポーツ」みたいな走行モードのカスタマイズも自由にできる日が来るんじゃないか…と夢が広がりました。
「EVには興味ない」という人こそ、乗って欲しい
桑原さんも、ポルシェ仲間に「乗ってみなよ」と声をかけても「今日はいいや」と断られてしまうことを寂しく感じているそうですが、百聞は一見にしかず。
数少ない、テスラに乗ってくれた桑原さんのポルシェ仲間の1人も「うそ…マジ?これすごい。」と言葉を失っていたんだとか。
ポルシェ乗り達も唸る走行性能、ドライブの楽しさを再発見させてくれる静けさ、垣間見える未来のクルマの姿。クルマ好きなら一度は味わっておくべきです。好みに合っても合わなくても、クルマに対する考え方の視野が広がることは間違いありません。
いきなり購入するのはハードル高いですが、Anycaなら気軽にシェアして味わえますから、ぜひ乗ってみて下さい!