Posted on July 18, 2011 (Mon.)
witten by オイヤス
いつもなら涼やかな風吹く高原の農家レストランに
いつもと変わらない素朴な味を求めて旅をする
あの夏に食べたトマト料理が忘れられない
食する喜びに溢れる時はそうあるものじゃない
残念なことにトマトは不作だそうだ
いろんなものが手を伸ばせばすぐに手に入る昨今にあって
こうした不充足感はかえって貴重に思える
もちろんエアコンなどつけてはいない
近くの山々を駆け下りる風
廊下をぬけテラスのターフをゆらす
秋には虫の音でも聴きながら
この下でコーヒーが飲みたい
*「シャレーみのり」 http://www17.plala.or.jp/minori-farm/