最近見てないから久しぶりに覗いてみたいなぁ。。。そんな気持ちで真岡鉄道の真岡駅に車を向かわせると
普段は格納されているキューロクの日光浴の時間にジャストタイミングでした。
このキュートな車掌車を見るのも久しぶり。
ウ~ン。。。
どっちが後ろか良く解りませんが。。。遠くを見つめるつぶらな赤い瞳が堪りません!
外で見物していると強風で体の芯からジンジンと冷え込んできたので館内に一時退散。
暖を取りつつ館内の客車を眺めていくと艶歌の世界が。。。おぉ~!コイツの路線は悲しみ本線かぁ
そもそもの原型を覆い隠すくらいの厚塗り感がとっても魅力的に映るこの車体は
室内からも昭和レトロチックなノスタルジー感がドバドバっと塊で押し寄せてくるようでして。。。
いつみても丸みのある扇風機や室内灯が心地良い安らぎを誘うデザインに思えてなりません。
ふと目を向けた下周りの重厚な車体を支える武骨な造りも ガツンとそそるパーツのオンパレード状態でして
幾重にも積み重ねられ横置きにレイアウトされた並列リーフとか
鋳物で組み上げられた強靭な車軸回りに目は釘付け。(偽鉄ならぬ下周り限定萌え鉄か?)
焦げ茶色のボディにスッと入った赤いラインが凛々しいディーゼル機関車も以前と変わらぬ元気な姿。
そんな展示車両達を眺めていると 運良く茂木から折り返してきたC12が出発するところに遭遇。
シンと静まり返った辺り一帯にフゥオォー!っと迫力ある汽笛を響かせて
発車した瞬間から自身を覆い隠さんほどの大量の煙と蒸気をモウモウと吐き出し
躍動感満点の剥き出しの駆動部をガシガシと見せつけながら 黒く塗り固められた巨体を押し進め
悠々と逆光の彼方へ走り去る姿に ある種 神々しいまでの美しさを感じます。
いやぁ~たまたま立ち寄っただけなのに こんなにいいモンまで見れて本当にラッキー!
それではっ!