インドネシアでの2022年のメーカー別、および車種別の販売実績データを紹介したいと思います。
先ずは、メーカー別。
総販売台数は104.8万台と420万台の日本の1/4程の市場です。人口は2.75億人と日本の倍以上で世界4位。
メーカー別では、トヨタ、ダイハツがワンツーで50%以上のシェア。トヨタの小型車はダイハツ生産ですので、生産ベースではダイハツが一番多いです。日本車シェアは90%以上ですが、9位ヒュンダイ、10位中国Wuling(五菱)が年々ジワジワとシェアを伸ばしてます。
そして、車種別ベスト30。
なんと、日本未発売のフィットより小さいAセグメントのホンダブリオが1位。 でも、トヨタ/ダイハツのAVANZA,VELOZ,XENIA CALYA,CIGRA RUSH,TERIOS は姉妹車なので、これらを合計するとブリオより台数は多くなりますね。 あと、単体モデル名では三菱のXpander+crossもトップセールスモデルの一つです。
ベスト30のうち、日本で販売されてるのは、11.HR-V(ヴェゼル) 13.ライズ/27.ロッキー 18.ハイラックス のみ。 メインで売れてるのは7シーターのミニバン(ヒンジドア)小型5ドアハッチバック 5ドアSUVが売れ筋です。
トヨタ/ダイハツ両方のブランドで販売されてる車種でも、ダイハツのほうが売れてる車種もあり、日本程差がありませんね。
20位以下になるとヒュンダイとWulingが2車種ずつ出てきます。 28位のAir EVはなんとEV! また販売開始して半年程なのですが、この順位! ヒュンダイのSTARGAZERも半年程度のカウント。 両メーカーは今年も新型モデルの導入予定があり、まだまだ伸びそうです。
お隣のタイはピックアップトラック天国で、中国メーカーもMGが強い等、かなり違う感じですね。来月はインドネシアでモーターショー、3月はタイでモーターショーがあるので(こちらも行きたい)またまたニューモデル等楽しみです。