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うんうんする
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「カーシェアDrive」第6回は、トヨタが作ったミッドシップスポーツカー、MR2。

 

車名にも含まれている「MR」とは、エンジンがMidship、つまり車体中央付近に配置されていて、駆動輪がRear、つまり後輪が回転して走行する車のこと。

 

今回紹介するのはMR2の2代目(SW20)ですが、初代(AW11)は日本初の市販MR車でした。

 

MRレイアウトの市販車は非常に少なく、そのほとんどはフェラーリやランボルギーニといったスーパーカー。

 

そんな中で、気軽にMR車の雰囲気を味わうことができるのが、このMR2です。

 

リアエンジン+低車高=超スポーティ

 

初めて運転席に乗り込んだときの第一印象は「低い!」。

 

僕も普段は少し車高を下げたユーノスロードスターに乗っているので、他の車に乗ったときに目線を低く感じることはほとんどないのですが、今回は久しぶりに低く感じる車でした。

 

低車高のメリットは見た目だけではなく、地面がより近くに見えるので実際以上にスピード感が感じられたり、カーブを曲がるときに揺さぶられる感じが減ったりするので、同じスピードで走っても車高の高い車よりも楽しく感じられます。

 

もちろん、車検には適合していますし、シートはノーマルなので車高が低くくても前はしっかり見えます。

 

そして、この低車高のスピード感にリアエンジンが加わると、気分はスーパーカー!

 

後ろからエンジン音が響き、車自体も後ろから押し出される感触は病みつきになります。

 

フロントエンジンの車にしか乗ったことがない方には、ぜひ一度味わって欲しいです。

 

MR2を2台乗り継ぐ、MR2大好きのオーナーさん

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オーナーのharukiさんにとって、このMR2は2台目の愛車。

 

というわけで1台目を聞いてみたら、なんと同じMR2でした(笑)

 

MR2は大人気車種というほどの車ではありませんが、それを敢えて2台乗り継ぐことになったきっかけを聞いてみると…。

 

「元々はゲームの頭文字Dで愛車にしていて、その本物に乗ってみたいと思って買っちゃいました!」とのこと。

 

カッコいい車で僕も好きな車のひとつですが、頭文字Dでもそれほど目立つ存在ではないだけに、MR2にかける並々ならぬ愛着を感じました。

 

回しきる楽しさを味わえる、NAエンジンのG-Limited

 

MR2にはターボエンジン搭載モデルと自然吸気(NA)エンジンを搭載するモデルがありますが、今回の車はノンターボのG-Limitedグレード。

 

「実は本当はターボモデルが欲しいのかな…?」と思って聞いてみましたが、「敢えてノンターボを選んでます。」という答えが返ってきました。

 

その理由を聞いてみると、「どんなにパワーがあっても、それを使える場面ってほとんどないと思います。それなら気兼ねなくアクセル全開にして回せるNAの方が楽しいので選びました。」とのことでした。

 

今でこそ僕もその考えになっていますが、harukiさんは最初のMR2もNAエンジンをチョイスされていて、当時からこの考えをお持ちだったそうです。

 

スポーツカー好きが最初の車を選ぶときはついついパワーに目が行きがちですが(僕もそうでした)、最初からこの考え方だったと聞いて驚きました。

 

お気に入りは碓氷峠!コンパクトボディでキビキビ走ります

 

このMR2でどんな場所を走るのか聞いてみると、返ってきた答えは碓氷峠。

 

ここはアウトレットがある軽井沢と峠の釜めしが有名な横川を結ぶ、約180ヶ所のカーブが続くクネクネ道。道幅も決して広くはありませんが、今となっては珍しい5ナンバーサイズに収まるMR2なら問題なし。

 

重たいエンジンが前ではなく車の中央付近にあるMRレイアウトのおかげでコーナリングも軽やかなので、碓氷峠はこの車にうってつけの道です。

 

碓氷峠の周辺には他にも有名な峠がいくつもありますが、やっぱりharukiさんは一通り制覇されたようで、通勤には使われていないのに年間走行距離は2万kmに行くことも。

 

シェアされる方にも、ぜひこういう道で楽しんで欲しいそうです!

 

いつか乗ってみたいと思っていたあなたも、ゲームで憧れたあなたも!

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この車を最初にシェア利用された方は40代の方で、「一度乗ってみたかったんだよね~」という感じでシェアされたそうです。

 

なかなか2シーターのスポーツカーを所有するには勇気がいりますし、あまり見かけない車なのでAnycaならではの利用法ですね。

 

そして、その後は20代前半の方々。

 

Harukiさん自身も頭文字DがきっかけでMR2を購入されたので、ゲームやマンガで興味を持ったという方も大歓迎。

 

こういう車もだいぶ少なくなってしまったので、ぜひ実際に味わって欲しいとのことでした。

 

それでは、次回も素敵な車でお会いしましょう!

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MR2

TOYOTA 1996

Anycaオーナーに興味をもたれた方はこちら。招待コード「 Harut5520」を入力してオーナー登録を完了すると、クルマ登録後1ヶ月間のプラットフォーム手数料が無料になります。

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<<ライター紹介>>

たかっか@55ドライブ

YouTubeチャンネルとブログで「55ドライブ」を運営。
https://www.youtube.com/c/55driveInfo

「ゆっくりでも楽しいドライブ」を追い求め、有名なドライブコースから酷道に至るまで、愛車のユーノスロードスターで全国各地を走り回り、動画や記事にして紹介しています。

物心ついた時から車好きだったのに、6年間のペーパードライバー歴も持ち合わせるという異色のクルマ好き



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