スタンダードケイマン(または、いえいえ本命はボクスターS)でビジネスマンズエクスプレス乗りもいいかなとかも思いますし、目立たないようにアウディS6でかっ飛ばすのもいいな〜(ますます買えないけど、でもA6じゃなくてS6が控えめに速くていいな〜、アウディ乗りにS4やS8に比べて人気なさそうだし)。
これらは趣味車がある前提なんですけどね、もし一台しか持てないなら、なんだろう。メガーヌGCとかになりそうかな。一時期はラグナいいな〜とか思ったこともあるんですけど。ただ正規輸入ルノーのATの不安はちょっとちょっとですね。買うなら並行輸入でマニュアルじゃないと維持費が怖くて。
そういえば、一時期お仕事用に607もいいな〜と考えていた時期がありました。いえいえ、今でもウォッチしています。砂漠のライオン607ですからね。雑誌では砂漠の巡洋艦C6に人気が集中してますが、607イイと思うんです。たしかに608の噂が駆け回り始めていますし。
そのせいなのか、人気がないのか中古車価格は手頃なものが出回り始めているようです。もしかしてATに不安があるのかな?(オーナーさん御連絡ください)。シトローエンディーラーではC5の初期モデルにはやっぱりAT不都合が生じたようです。フェーズ2では対策がとられて万全だそうです。もっともルノーのようなひどい状態ではないみたいですけど。
607ですが右ハンドルが多いんですよね。左ハンドルのMTモデルとなると希少価値。できれば内装は明るいベージュ(クリ−ム色)がいいな〜とか考えると、中古車で捜すというよりも出てくるのを待つ感じになりそうです。(って買えないけど)。
607ですが長い全長に躊躇する人が多いようですが、Eクラスと一緒と考えればDセグメント?では標準サイズですね。車格としてはDセグメントを超えるのですが、世間的にはそう思われていない所がかえってよいわけです。
プジョーのアッパークラスは大昔に604に乗っていたから、気持ちよさは熟知しているつもりです。604はPRVのV6の最初期のエンジンを積んでいましたから、当時としてはハイパフォーマンスでしたが、アンダーパワーなのはフランス車の典型。発展型のV6を積む現代の607も動力性能に期待してはいけないのでしょう。今乗っているヴァンテアンが動力性能はフランス車であることを信じられないくらい、とんでもないですから。
なんとメガーヌカブリオレと607の関西のオーナーさん! 。これって一つの理想形ですね。メガーヌカブリオレしかも黄色なんて昔乗っていたカブと一緒です。それに607の組み合わせ。しかも607はサンルーフ付きにするために並行輸入されています。素晴らしい! 。
そうそうメガーヌカブリオレは過去に乗っていた車の中で一番楽しかった車かもしれません。車の性能を考えると曲らない、止まらないで怖いと思って手放したのですが、山道をタイヤを鳴らしっぱなしで飛ばすのでなければ、程よい車だったのです。それよりのなによりもカブリオレとして卓越した耐候性を持ちながら、幌を開けてゆったり走っている時の気持ちよさはオープンカーのなかでも特筆モノだったと今でも思っています。時々並行輸入で最終期の本国モデルのMTをひこうかと思うくらいです。
メガーヌカブリオレと607の組み合わせ、これってフランス車好きには一つの理想形ですね。
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懐かしいな〜、やっぱりメガーヌカブリオレよかったですよ。
でも、メガーヌカブリオレからR21t(ヴァンテアンターボ)から乗り換えたのが、オープンカー優先の結果の車選びでしたけど、イタリア車のアルファ916スパイダーでした。でもそこからメカブさんを真似して夢の2台持ち体制に。そうですアルファ916スパイダーとプジョー406クーペの2台は最高でした!!! 。
ということで本題のプジョ−406クーペですが。
いくつか購入にあたっての注意点が。
1)ZFなんですけどAT不調が出るようです、というか出たらなかなか治らないようです。理想はレマンカーズのようなところが並行で持ってきているMTですかね。
http://les-mains.sakura.ne.jp/EUZD/TOP.html
2)初期型D8は車両保険料の料率がフェラーリ並みに高いです、車両価格が安いのでしれていますけど。初期型に見えるスモールマウスでもD9形式がありますので、そちらがお得です。ただし406クーペにもれなく付いてくるPRVのV6におけるダイレクト イグニッションのトラブルはなぜかD8では少ないようです、私D8は未経験。D9のスモールマウスも後期型のビッグマウスももれなくです。さらに同じエンジンを積むシトロエンC5V6も同様のようです。
3)購入時(購入後も)の注意ですが、ボンネットをよく確認しましょう。指で押しても凹むくらいフワフワのボンネットです。猫がとびのるくらいは平気。オーナーズマニュアルにボンネット閉める時は押すのではなく、上から落としましょうと書いてある。一番気をつけないといけないのはGSで窓拭いてくれる時、左手をボンネットの後端(ガラス直前)に置いて右手で拭いてくれますが、よく見るとベコベコになっています。オーナーになったら窓は絶対に自分で拭きます(GSでは断る)。洗車機なんて不可能です。
なぜならボンネット部品代が200万円以上です(大抵の中古車価格以上)、イタリアのピニンファリーナから木枠に組んで航空便で送ってくるそうです、無塗装品を。保険屋さんからボンネットいったら廃車ですと念を押された、車両保険が120万円だった。
4)同様ですがフロントバンパーを駐車場のストッパーに当てないように。コンビニに前から入るのは不可能です。なぜか当たるんですよね、ちょっとの高さの違いで。割れます(><) 。裏からFRPで補強しないとパテ埋めして塗装しても走ると割れてきます。また空力パーツでフロントバンパーの裏側の底(左右端)がふさがれています。これないと高速で浮きそうです。たまに付いていない車あります。
ちなみにフロントバンパーの国内新品が22万円無塗装品です。
5)フロントシートの座と背の擦れるところ左右が運転席も助手席もすり切れている可能性があります。ウチのはそうでした。しかも乗り込む時に目立つんです。ウチのは納車前に業者に依頼して有償で補修してもらいました数万円です。後ろに乗り込むためのシートスライドが壊れていたら購入やめたほうがいいです。シート交換で1脚20万円以上とディーラーで言われました。シートヒーターは運転席切れていたけど、これは必須ではないですからね。
6)ローダウンはダメ。ウチのは2〜3cmローダウンされていたようです。幸いにもアライメント取り直されていたのか多少オーバーステア気味ではありましたけど、快適に乗り回していましたが、中にはすぐ回っちゃうのもあるそうです。下げると後輪にトーアウトが入るみたい。見た目はちょっと高いかなが標準です。ホイールハウスの切り欠きの中心よりも実際のホイールの中心が2〜3cmずれるような感じ。
7)色あせています。ウチのはルガノグリーンという特殊な色でしたが、部分塗装の補修の時に(実際には車半分ほど塗り直すのですが)調合指定が3種類あるけど、どれにするって塗装工場から問い合わせでびっくりしました。というか太陽で退色して色が薄くなっていくそうです。素敵な色なんですけどね。
同じように黄色なんてほぼ白かというくらいになります。赤も色落ちするようです。
女性にはルガノグリーンと室内の皮内装のアプリコットは最高の組み合わせと絶賛されました。2台目買って1週間ほども口も聞いてくれなかった奥さんも406クーペで初めてお迎えに行ったらコレは素敵ねとスムーズに助手席に座ってくれました。今でもあの青い車(ルガノグリーンです)が良かったと言っています。服やバッグまで合わせて買うくらいに。
8)サイドミラー付け根の室内側カバーが浮いていることありますが、安価(確か3千円ほど)ですので、交換しましょう。
9)持病ですが室内ルーフ後端が剥がれて落ちてきます。つまりリヤのルーフブレーキランプが下がってきます。室内からは気にならないけど外から見ると落ちている?って感じです、ブラックアウトされているので気にならないけど。
10)ヘッドライトは曇るので交換しましょう。確か部品代で片方3万円くらいですので購入時に交換してしまいましょう。
11)オリジナルのカセットラジオも交換ですね。
12)ホイールは特に前期型はブレンボのキャリパーが付いているのでオリジナル以外は付きません(当たります)。後期型のきれいにホイールも前期型には付きません。
13)付いていないと思いますが、トランクのネットは探して購入しましょう。荷物は後ろでゴンゴン言います。
14)タイヤはミシュランのPS3あたりがオススメです。PP2とか付いてることがありますけど、すぐに交換必須です。
15)マフラーは腐食で折れることあります、時代が時代ですからね〜。ウチのはスタッドレスで雪道走ったし。
16)今なら406オーナーズクラブに入るとFBMでグランドに駐車できます(^^) 。
406クーペですが160km/hからの加速は遅いですが200kmh+で巡航できます。国産のリミッターに当たっている車が道を開けてくれますので、そこからジワジワ加速できますし。ブレーキのタッチは最高なのでトラックが飛び出してきてもしっかり減速できます。レー探は必須装備ですけど。FFとは思えないハンドリングも良かったです。ただし雪道では車重もありますので結構流れます、基本的にオーバーペースだと、後輪がブレークします。
エアコンはしっかり効きますけど、輸入車基準ですので真夏には暑いです。ヒーターは十分でした。
燃費は10km/L+は充分ですね。
そうそうZFのATは4速ですからゴルフTSIとかの6速ATには全力加速時の間のシフトチェンジで置いていかれます。悔しかったな〜、加速は同じなんですけど/遅くはないけど。
思いのほかですがオーディオの音いいですよ、クラシックが聞けるほど。高速ではうるさいけど。
しかし思い出せば思い出すほど406クーペ素敵です、何と言ってもダビデ・アルカンジェリさんがほとんど一人でデザインして監修したという稀な車。しかもあの時期には世界で一番美しいクーペと言われた車。プジョーから車体送ってピニンファリーナ製造ですよ。
日本では最初にコーンズが売っていた(だから車両保険の料率が高い)。
今でもマニュアルがあれば買ってもいいかな〜って。