次期候補はカッ飛び系? 、とりあえず先にミニカーを購入してます。ついでにミニエアクラフトも。
エンジン上下2段積みの加速専門?いえいえカッ飛び系のインタセプター。1950年代の超音速機。
English electric Lightning ライトニングです。ライトニングというと双胴の悪魔のロッキード P-38 ライトニングを連想する人が多いらしいけど(最近ではカーズの真っ赤な車?)、ジェット機好きとしてはライトニングです。
もちろんフランス車乗りだけに従来はミラージュⅢ(3)が大好きと標榜してました。もちろんミラージュ2000なんかもいいですよね。そのミラージュには現地では一世を風靡したミラージュF1という機種もあります。これが三角翼をやめて平凡な後退翼と水平尾翼の気味合わせで、なんと運動性能よくてフランス空軍に正式採用された時期もあります。ただこれって三角翼の下を水平尾翼に切り取ったとも言えて。まさにその設計思想がBACライトニングだったりします。
エンジン2段上下積みという他に類のない形。冷戦初期の戦略爆撃機が原爆を抱えて都市部の高空に進入してくるのを地上から一気に航空まで加速して上昇して迎撃する、まさに言葉の意味そのモノのインターセプター(迎撃機)を形にしたのがライトニング。だから拡張性がなくて退役しちゃうんですが。より小型で「最後の有人戦闘機」と呼ばれたロッキードのF104スターファイターも同様に活躍期間が短かったですね。というか原爆抱えた爆撃機が飛んでこないので(><) 。
その後は大型制空機の時代になりF−4ファントムからF−15イーグルと時代は変遷していくのですが。
この50〜60年代の超音速ジェット機って形が素敵です。いかにもジェットエンジンが中心ですって形が旧車につながるセンスを持っているな〜って。