水温上昇の結果ですが、コネクターが焼けて溶けていると聞いていて、さらにラジエターファンのモーターの動きも怪しいと(勢いがないらしい)。ということで1週間預けていて、治りましたと連絡を受けて引き取りに。
ラジエターファン 一式交換ということで社外品のシュラウド&モーターが最後の一個ということでした。さらにはレジスターも交換で部品代で57,400円ってびっくり。+工賃+税で75,394円と思いの外大掛かりな?(メンテナンス費用が予想以上)の出費となりました。
まあ20年越えの車を維持するのって、整備費用はそれなりにかかるものです。部品が手に入っただけでも良かったと思わなくては。安定した水温で走れるのって快適です(当たり前なんだけど、古い欧州車には夏の日本は過酷なので)。
ところで1週間の代車生活(スバルの軽プレオ初代)で国産車の特に軽自動車の操作系に慣れてしまったために、自分のクリオ2RSに戻って最初は、驚くほど全ての操作系が重い(思い返せばアルピーヌA610に乗っていたからあれに比べれば快適なくらいに軽いのだけれども)、それでも乗り出せば、段々と体は慣れてくるが、直進安定性がいいというか、ハンドリングはねっとりするかのように重くてしかも勝手に直進するかのように、戻ってくる。タイヤがミシュランPS3でグリップが軽自動車とは比べものにならないのもあるけど。クラッチも当然重いし、ブレーキも踏力が要求される(踏めば止まるが)。
それでも1時間も乗ると操作系の重さも気にならなくなり、体に馴染み、安心して、快適に動かせるようになってくる。フランス車って不思議ですね〜。軽自動車の直進性のなさで不安になるのとは対極ですね。
10月だというのに陽射しの暑い日で高速道路や多摩沿線道路の交通量の多いところではエアコンかけての運転でした。エアコンも聞くって素晴らしい(ただしエアコンの効きは軽自動車の方が優秀でした、太ももが冷えてお腹が痛くなるくらい効いていました。フランス車は汗が出ないだけの効き目ですね、それで十分)、それでも最後の10分は窓開けてエアコン内部通路の湿気をとばしてから駐車場に停車です。もちろん最後の10分はエンジン回転も控えめで水温を上げないようにしてから。
秋晴れの中を高原でも走りたい気分ですね〜。
秘密工場にはキャトルのフルゴネットがいました、素敵ですね〜。こういう車でのんびり走るのも良さそうですね。車山の坂を登れるか不安ですが、フレンチブルーミーティングにこんな車で乗り付けるのかっこいいな〜っと思うお年頃です。