11 RFR2019中川村にマトラムレーナ が参加してくれました。現オーナーさんが乗ってみてとおっしゃるので、久々に運転させていただきました。 走り出してすぐにスポーツカーだな~って。後輪に乗ったコーナーリングはやっぱり後ろにエンジンがあるだけでなくて、シャーシがスポーツカーとして設計された車は、全く別物だな~って。コーナーを一つ二つ回るだけで楽しさを満喫できます。 スポーツカーって絶対的な性能だけではなくて、運転するウキウキ感だなって。乗用車の足回りを固めてもスポーツカーにはなり得ないんだと実感です。パワーなくても自由自在に車姿勢変化をさせられるのが楽しいなって。オンザレールではなくて、自由なコーナーリングラインと姿勢を導き出せるのが素敵です。 新しいオーナーさんの元に行って、キャブ調整して左コーナーでも燃料タンクの偏りでの息継ぎは無くなったと聞いておりました。ステアリングもナルディに変わっていて厚めのスペーサーで手前にきて操作しやすくなっていました(オリジナルステアリングに惚れていたので変えていませんでしたが、遠いなとは思っていました)。 久々に乗り込んでエンジンかけるとキャブ車の洗礼で、アクセルを3回ほど踏み込みこんでエンジンスタート。さらに動き始めにブレーキが深くてビックリしましたが、慣れれば、踏めば踏んだだけ効くブレーキです(クリオRSのかっくんブレーキに慣れちゃっているからですね)。 走り出してアクセルベタ踏みしたら3500rpmくらいでかぶっちゃいましたけど、しばらく走ってからはベタ踏みをちょっと加減すれば普通に加速してました。 久々に乗って変化?に驚いたのはフロントの剛性ってこんなにしっかりしていたかしらと。ステアリングの切り込みだけでなくカウンターあてていてもしっかり剛性上がっています。まるでフロントタイヤのケース剛性が上がったかのようですが、タイヤはPS3のままです。これって楽しいよね。 とにかく久々に乗ってムレーナ っていい車だよね、もしかしたらもう一度購入してもいい車かもって。 ところで新しいオーナーさん家族は娘さん含めて3人で乗っていて(真ん中にチャイルドシート)で幸せな家族でいいな〜って。RFR2019中川村に参加いただいて嬉しかったです。
走り出してすぐにスポーツカーだな~って。後輪に乗ったコーナーリングはやっぱり後ろにエンジンがあるだけでなくて、シャーシがスポーツカーとして設計された車は、全く別物だな~って。コーナーを一つ二つ回るだけで楽しさを満喫できます。
スポーツカーって絶対的な性能だけではなくて、運転するウキウキ感だなって。乗用車の足回りを固めてもスポーツカーにはなり得ないんだと実感です。パワーなくても自由自在に車姿勢変化をさせられるのが楽しいなって。オンザレールではなくて、自由なコーナーリングラインと姿勢を導き出せるのが素敵です。
34 アウトレーヴさんでマトラ ムレーナ売りだしています。よかったら見てください。 一昨年の夏休みに来たマトラ ムレーナでした。来たときはひどかった、現状販売だったけど、ブレーキの効きが大甘で、4輪ともタイヤ銘柄がバラバラだし。その後に旧いクルマでは、お約束の冷却水パイプ割れでローダーに乗って。さらにリザーバータンクも割れたのを補修して使っていたので真鍮で作り変えてもらった。 なんとかFBMには間に合って完調で車山から上高地まで走り回ったものでした。35年前の車でも普通に足として使えるかと思っていたら、水温上昇でリザーバータンク作り直しとかもあって、最近はクラッチ切れなくなってマスターシリンダーのオーバーホールとかもありましたし、電磁燃料ポンプのご臨終で出先で帰れなくなったりも。 幸いにも秘密工場がマトラのパーツリストの部品を見てプジョーのパーツで使えるとか、ルノーのパーツと一緒だとか判断してくださるので、助かっています。さらにマトラ友の会のメンバーで自分で整備するのに予備パーツを持っている人がとりあえずパーツを貸してくださり、本来なら半年待ちとかなりそうなところを2〜3日で修理上がってくる(次回海外パーツ取り寄せ時に追加発注)。皆んなの協力で普段使い出来るようになってました。本当に感謝です。 マトラ購入しての最初FBMでマトラ友の会が結成されて、初めて4台のマトラが一緒に並んで話題になりました。その後もFTP他でマトラが集まる機会を何度も得られて、日本でのマトラ認知も上がった来ました。ムレーナだけでなく、M530もジェットも(最近はバゲーラ輸入された方も出て来ました)。 そしてマトラ友の会主催でランデブーフレンチレトロというイベント開催まで行えるようになりました。旧いフランス車の集まりが広がって来ています。 さてマトラ ムレーナですが正式名称はタルボマトラ ムレーナです。ムレーナはフランス語でウツボとか? 、なんでって思いますね。マトラシムカ バゲーラの後継機種で横並び3座ミッドシップというのは一緒ですね。バゲーラは4輪ともトーションバースプリングですが、ムレーナは2.2 エンジンを積むためにはリヤスプリングはコイルに変えられています。 オリジナルフレームにFRPボディとの珍しい形態ですね。リヤエンジンよりもリヤ荷重が重くて、タイヤショップでリフトで持ち上げて前輪外すとひっくり返りそうになります。乗り方はリヤエンジンのアルピーヌA610と一緒の感じですが、アルピーヌほどステアリングが鋭敏ではないけど、それでも普通の車よりはウルトラクイック。パワーはないけど車重が軽いので山道では60〜100km/h程度でもパワーかけていれば後輪を流してカウンターステア当てて立ち上がって行く感じで走れます。 流石に旧い車なのと204km/hの最高速度でちょうど6000rpmになる5速マニュアルミッションの設定ですから、高速道路の100km/h巡行は3000rpmというちょうどトルクの谷間でちょっといけてません、煩いし。で、結局にムレーナ乗りは80km/h 2500rpm程度で静かにゴロゴロ流すか、4000rpm以上に速度帯を上げてしまってかっとんで行くかになります。ツインキャブの2.2Sの方々は特にかっ飛ぶようです(^^; 。 フロントエンドが尖っていて薄いので現在の歩行者安全対策のデザインでは絶対にできないようなエクステリアなので貴重ですね。リトラクタブルライトも。 室内はシトロエンのような特殊な一本バーのステアリングです。アルピーヌよりは全高高めですが、それでも今時の車の横に並ぶと低い車ですから降りる時にはサイドシルに手をついて立ちがるようになります。 乗車姿勢はスポーツカーそのもので足を前に投げ出して乗るのですが、シートは80年代までのフランス車そのものでフカフカです。足回りもスポーツカーのギチギチではなくてフランス車のロールする足周りを固めた感じで、乗り心地はフランス車でハンドリングはピュアスポーツカーです。 運転しているとスポーツカーそのものですが、80年代初頭の車ですから。絶対性能はその程度です。ポルシェが空冷の930でSで最高速度が225km/h、フェラーリが308や512BBの時代ですね。 絶対性能はたしたことありませんが、乗っていて体感的に楽しいスポーツカーであることは事実。ただキャブレターなので、寒いときはチェークを引くし、スイッチ入れて燃料ポンプのコトコト鳴るのを聞いて、アクセルパタパタと加速ポンプを動かしてからエンジン始動の儀式的な部分も残っています。 当時の車としては横3座なので幅広だったけれども、現代からみれば普通のサイズで前後は極端に切り詰められていて、レイアウト的にはストラトスのようです。Aピラーの微妙に曲がっているデザインとかはフランス車的ですね。というかどこから見てもフランス的かも。 マトラってフランスの航空宇宙産業の会社というかミサイルメーカーです、ドゴール大統領から依頼でモータースポーツ進出。1969年にはジャッキー・スチュワートをF1チャンピオンに(エンジンはDFV)してますし、1972年73年74年の3年連続ルマン24時間優勝(このときはエンジンも自製V12)のコンストラクターです。製造技術に関しては当時のF1や耐久レースの参加者の水準を遥かに超えていたと言われています。性能は図面(設計)によりますが、図面指定通りの正確な工作精度で出来上がったり、当時のFRP技術の遥かに上をいく仕上がりと固さだったと。アルピーヌがA310までの頃とルノーV6T(GTA)からA610につながる時代のマトラからFRP製造技術が伝えられた以降では全く精度も剛性も違うと言われています。 フランスのモータースポーツを考えるとマトラとアルピーヌは決して忘れられないものです。
11 昼過ぎに治ったよ〜って連絡で慌てて取りに来ましたマトラ ムレーナ。 最寄り駅に迎えにきてくれたのはルノーR16、当時の高級車です! 。乗るの初めて、知人が二人乗っていたけど。30年ほど昔に乗っていたプジョー604の座り心地を思い出すって話したら、大きなキャトルだと言われました。確かに! 、キャトルの乗り心地って高級車と一緒なんです(^^) 。 整備上がりの試乗に同乗させていただいた形ですが、リヤシートにも座ってみたかったな〜。プジョー604に乗っていた時などウチの母親はリヤシート専門でした。ベンチなんて比べ物にならないほど快適だとかで、いつもウトウトしてました。私はショファー扱い(^^; 。 マトラ仲間でM530のオーナーさんも普段遣いはR16です、素敵ですよね〜!!! 。 さてmyムレーナですが、デスビ(キャップ?)がずれていたそうです。キャブの下の見えないところにあるデスビですが、前オーナー(整備工場?)の手作りのようなストッパーで止まっていたのがずれたとか。対策は縦目のサンクのパーツで対応できたそうです。 さらにプラグをタルボ タゴーラの5番ではなくて元から付いていた6番に交換したそうです。 昨年からの懸案事項のリザーバータンクですが裂け魔があった為に再度対応したとか。それで冷え切った時と温まった時で冷却水の水位が違うと判明したと。冷た時にリザーバータンクに目一杯入れてはいけないそうです。 とりあえず第3京浜と横浜新道を飛ばして帰ってくると快適でした。ムレーナの乗り心地は別格です。 秘密工場ですが、相変わらずすごい車のオンパレード。最後の写真に写っているのはR25にアヴァンタイムにキャトル、手前はムレーナとR16、そして写真ではうつっていないけど奥にはアルピーヌGTAのルマンです。工場の外にはアルファ916 GTAもいるし。
とりあえず第3京浜と横浜新道を飛ばして帰ってくると快適でした。ムレーナの乗り心地は別格です。
4 エンジンかからなくなったムレーナですが、駐車場の入り口が狭くて曲がっているので積車が入ってこれない。手押し必要なんです〜って訴えて保険会社にローダーサービスお願いしたら手配に1時間ほどかかったけど、積車と軽自動車の2台でやってきてくれて、牽引で広い表通りまで。 丁寧なサービスで助かりました。 ところで下から2枚目の写真で分かるのですが、ハンドルを160度程(保とんど真下まで)切っても前輪の動きって15度ほど動いているかどうかなんですね。これってカウンターとか言ってハンドルを90度近く切っても7度ほども動いているかどうかなんだな〜って改めて思いました。
10 寒さのせいか? 、マトラ ムレーナのエンジンかかりません。バッテリーも弱っているので充電して、それでも放電するほど回しても咳こむけどかからない。バッテリーのせいかと新品バッテリー購入して付け替えて放電するほど回してもエンジンかからない。何度か咳こむんですけど。新品バッテリーが放電するほどですよ。 諦めて秘密工場に相談するとプラグかぶっているかもとか、何日も間あけてなんどもやっているんですけどね〜。 もしかしたら電磁燃料ポンプが逝ってしまったのかしら(昨年夏に替えているけど)。テールパイプからは生ガスの匂いもしているんですけどね〜。 秘密工場は今週の雪が終わったら見てあげるとはもうしておりますが・・・ 。 ちなみに古いバッテリーは屋外で充電すると目盛りの半分ほど(それでもグリーンエリア)までしか充電できなかったのに、外して室内で充電したらマックス充電できました。完璧放電した新品バッテリーは当然ながら屋内充電でしっかりマックスまで充電できています。 しかも寒いとリヤハッチ開きません、トランクの荷物取り出せないのも困るけど、リヤハッチ開かないとミッドシップのムレーナはエンジンも見れません。先日の暖かい日中(10℃まで上がった日)はリヤハッチ開きました。5℃だと開かないですね〜。ムレーナ仲間は古い車アルアルだと笑っていました。ストライカーのグリスが固まるようです。 ランデブーフレンチレトロにマトラで行けないって困っていたらアルピーヌA610が戻ってくることになりました、ただ金曜日の降雪次第では取りには行けなくなる可能性もあるんですけど。